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先駆け物語
学校法人東海大学は、創立以来、「調和のとれた文明社会を建設する」ために、教育、研究、国際交流など、さまざまな分野において他に先駆けた事業を行っています。
こちらのページでは、その「先駆け物語」をご紹介いたします。
モダン建築の巨匠・山田守設計の校舎群
戦後の苦難の時期を乗り越え、1955年東海大学は建学の地である静岡県清水市(当時)から東京都渋谷区富ヶ谷に移転し、新しい時代の一歩を踏み出しました。これが現在の東海大学代々木キャンパスです。新校舎の建設が直ちに進められ、1号館(現・法人本部棟)に続き1958年には2号館が完成しました。
民間初のFM放送局「FM東海」
「80.LOVE(エイティ・ポイント・ラヴ)」のキャッチフレーズで知られるTOKYO FM(略称TFM/社名:株式会社エフエム東京/周波数80.0MHz)は、東京都を放送対象地域としたFMラジオ放送局。1970年4月に開局し、以来、良質な音楽番組を中心に、全国38局のキー局として多くのリスナーに親しまれています。
学園独自の教育プログラム「海外研修航海」
本学園が所有する船で約40日間諸外国を訪問しながら見聞を広めて国際交流、船内では英会話などの学習だけでなく様々なグループワークを通じて問題解決能力、コミュニケーション能力、リーダーシップなどいわば生きる力を育んでいく――こんな本学園独自の教育プログラムが海外研修航海です。
日本で最初の「勤労奨学生制度」
学内の事務補助などの勤労に対し返済不要な奨学金を給付する勤労奨学金制度。いくつかの大学で実施されているこの制度を1956(昭和31)年、日本で最初に導入したのが東海大学なのです。終戦から10年余り経過し教育の機会均等が標榜されたとはいえ、わが国には、経済的な理由や様々な事情で、高校や大学教育を受けられない若者が少なくありませんでした。
学部・学科を超えた総合科目のさきがけ「現代文明論」
学園の創立者・松前重義は学園の教育の指針として四つの言葉を掲げ、その初めに「若き日に汝の思想を培え」と述べています。これは、世の中の変化に流されず人生の基盤となるものの見方・考え方の確立を学生・生徒に求めたもので、これを学園の教育のなかで具体化したものが大学・短大の「現代文明論」であり付属高等学校の「高校現代文明論」です。