学園独自の教育プログラム「海外研修航海」

2016年11月1日掲載

グローバル人材と生きる力を養うさきがけ

本学園が所有する船で約40日間諸外国を訪問しながら見聞を広めて国際交流、船内では英会話などの学習だけでなく様々なグループワークを通じて問題解決能力、コミュニケーション能力、リーダーシップなどいわば生きる力を育んでいく――こんな本学園独自の教育プログラムが海外研修航海です。1968年から始まり、2016年で47回を数え、延べ3,630人の学生が参加しています。学生は、海洋調査研修船「望星丸」(遠洋/国際航海旅客船・国際総トン数2,174トン)で諸外国をめぐり、国際交流や限られた生活空間での船内生活などを通じ、異文化理解、環境保護、協調性の大切さなどを実践的に学んでいきます。

今日生きる力をもったグローバル人材の養成が求められていますが、本学園ではすでに約半世紀前から海外研修航海を通じて、こうした学生の成長を図ってきました。海外研修航海は海洋学部をもち海洋調査研修船を所有する本学園だからこそ可能な体験型学習のさきがけといえるでしょう。

海外研修航海へ出航
航海中、赤道通過を記念して洋上で開かれる赤道祭
初代望星丸(1,103トン)による海外研修航海出港風景(1978年頃)