豊かな人間性を培う一貫教育をいちはやく

2017年1月25掲載

認定こども園から大学・大学院まで一貫した理想のもとで教育

学園の創立者・松前重義は、戦後、わが国の学校教育が過熱する受験競争により知識偏重に陥っていることを憂い、受験にとらわれることなく、同じ建学の理想の下で豊かな人間性と個性を育てることができる一貫教育の実現に取り組みました。

中高一貫教育は私立、公立を問わず今日の潮流になっていますが、本学園では学制改革が行われた1950年、新制東海大学がスタートすると、翌年、建学の地静岡県清水市(現・静岡市清水区)に東海大学高等学校(現・東海大学付属静岡翔洋高等学校)を開校。49年開校の東海大学第一中学校(現・東海大学付属静岡翔洋高等学校中等部)と併せ、いちはやく中学から大学までの一貫教育体制を整えました。その後静岡には、付属幼稚園(現・認定こども園東海大学付属静岡翔洋幼稚園)、付属小学校(現・東海大学付属静岡翔洋小学校)、短期大学部、海洋学部、大学院などが次々と開設され、現在、認定こども園から大学・大学院までの各教育機関を整備した理想的な一貫教育体制が確立されています。また、全国14の付属高等学校のうち6校に中等部が併設されています。

海洋学部をはじめ認定こども園、小学校、中学校、高校までが揃う清水キャンパス
建学の地、三保の松林を園児、児童、生徒、学生と散策する創立者・松前重義