生徒の才能開花を支援する学園オリンピック

2017年3月15日掲載

一貫教育のメリット生かした学園独自の取組み

本学園が推進する一貫教育プログラムの中でも、半世紀にわたり実績を築いているのが学園オリンピックです。これは、1964年の東京オリンピックにさきがけ、同年8月に全国の付属諸学校が、東海大学の湘南キャンパスに一堂に会して競い合うスポーツ大会として始まったものです。年々部門の充実を図り、現在は、国語、数学、理科、英語、芸術(造形)、芸術(音楽)、知的財産、ディベート、スポーツの9部門で行われています。

学園オリンピックは、本学園の高等学校と中等部の全生徒を対象としており、付属諸学校と東海大学の教員が連携して、豊かな才能を発見し、それを大きく伸ばしていくことを目的としています。生徒の指導は東海大学の教員が担当するところが特色で、部門に応じて競技(コンクール)形式やセミナーなど多様な形式が取り入れられ、夏には東海大学嬬恋高原研修センター(群馬県)で合宿形式の夏季セミナー(7部門)も開催されます。学園オリンピックの成績優秀者には東海大学、短期大学(部)への特別奨励入学の道も用意されており、生徒たちは切磋琢磨するなかで人間的な成長を図っています。学園オリンピックは、一貫教育のメリットを生かした本学園ならではの取組みとして成果を上げています。

湘南キャンパスに1500人が参集した第12回学園オリンピック(1978年)
学園オリンピックスポーツ部門
学園オリンピック芸術部門(音楽)
学園オリンピック数学部門