北海道地区での取り組み

 北海道地区には、「東海大学(札幌キャンパス)」、「東海大学付属札幌高校」の2つの教育機関を設置しており、建学当初から貫いてきた文理融合の理念のもと、一貫教育を基軸とした、真の人間教育を実践しています。
 また、総合学園としてのさまざまなリソースを生かし、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元する活動も行っています。
 この特設ページでは、その事例をご紹介します。

ラジオパーソナリティ「森 基誉則」氏が見た、東海大学の特長とは?(FM北海道コラボ企画)

 20余年、F Mラジオで喋らせていただいている身として、リスペクトして止まない高等教育機関がある。
「東海大学」だ。

 建学100周年に向けてのメッセージ「Think Ahead, Act for Humanity ~先駆けであること~」を掲げているだけあり、かねて進取の気性に富むようで、日本初の民放F M局「F M東海」を1958年に立ち上げた。これは、現在の、「エフエム東京」の前身である。私がお世話になっている「AIR-G’(エフエム北海道)」は系列局であり、その意味では東海大学が放送局を立ち上げていなければ、今頃私は何をしていたのか…、改めて感謝の意を示したい。創立者「松前重義」は建学の父であり、F Mの父でもあるのだ。

 では、北海道との繋がりは?
 私が住む街には、高大一貫教育を実践している東海大学札幌キャンパスがある。札幌キャンパスでは市民団体と協力し防災グッズ「おまもりふろしき」を制作。地図や防災情報を風呂敷に印刷し、小学校低学年に災害時に役立てて貰うというものだ。防災士でもある私、「防災力は地域力」という考えを持っており、地域に根差した同校の活動は、共感でき心強い。
 ただ繋がりは、建学以前よりあったようだ。松前氏の「若き日に汝の希望を星につなげ」という言葉を聞いた時、初耳な気がしなかったのは、北海道と縁があったからだと後に理解した。松前氏が師事したのは「内村鑑三」で、その師が「ウイリアム・スミス・クラーク」。そう、道産子なら誰もが知っている「Boys,be ambitious」のクラーク博士だ。松前氏の前出の言葉には「少年よ大志を抱け」の想いが脈々と流れているようで、道民には身近に感じられるのだ。

 さらに、その想いを体現したかのような、北海道の誇りである傑物がいる。ニュージーランドから留学生として札幌にやって来て高校生活を送り、卒業後は東海大学体育学部へ進学したラグビーワールドカップ2019日本代表キャプテン「リーチ マイケル」選手だ。日本中を熱狂させたチームの中心人物は、札幌から東海大学に入り、希望の星をつなぎ、ヒーローになったのだ。
 これから進学を考える諸君、並びに保護者の皆様、東海大学をもっと知って欲しい。

 次に希望の星をつなぐのは、君かもしれない。

森 基誉則

北海道地区における、主な一貫教育活動

1)『生物学部体験授業』【大学×高校の連携活動】

 東海大学(札幌キャンパス)生物学部では、付属札幌高校をはじめとする、全国の付属高生を対象として、毎年7月にホエールウォッチングや生物調査などの体験授業を実施しています。
 この体験授業は、高校生たちに海や海洋生物への興味・関心を高めてもらおうと実施するもので、2019年度は付属高生24名が参加。生物学部教員や学生の指導のもと、室蘭沖でのカマイルカの観察、本学北海道臨海実験所がある寿都湾での生物調査、フィッシング実習などの体験、札幌校舎での研究用の魚の水槽や電子顕微鏡の見学などを行いました。

2)『高大一貫講座』【大学×高校の連携活動】

 付属札幌高校では、東海大学(札幌キャンパス)と連携して、大学での学びを高校生が体験する「高大一貫講座」を実施しています。
 国際文化学部および生物学部の教員による、さまざまなテーマの講座を体験することで、高校生が早期に将来の目標を考えるきっかけとなることを目的としています(年間約40回開催)。

特色ある地域連携活動

1)札幌ボランティアプロジェクトによる除雪活動

 札幌キャンパスの大学生で構成されている、東海大学チャレンジセンター・札幌ボランティアプロジェクトは、キャンパス近隣世帯での除雪活動を実施しています。本プロジェクトは2008年度に「福祉除雪プロジェクト」として発足して以来、例年、キャンパス周辺の町内会会員の中から自力で除雪が困難な世帯を対象に希望を募り、除雪支援を行っています。

2)ラベンダーコンサート(南沢ラベンダーまつり)

 札幌キャンパスでは、例年7月に「南沢ラベンダーまつり」を開催しています。
 本キャンパスのある札幌市南区の南沢地区が、日本におけるラベンダー商用栽培発祥の地であることから、キャンパス内に2,630株のラベンダーを栽培しています。ラベンダーまつりは、見ごろを迎えた畑に、地域住民ら約1,100名にご来場いただき、地域との交流を深めることを目的に、2006年度から開催されています。当日は、札幌キャンパス吹奏楽部による「ラベンダーコンサート」も開催しています。

3)スポーツを通じた地域づくり(北海道マラソン 給水ボランティア)

 国際文化学部地域創造学科の学生が、札幌市内で開催される北海道マラソンで給水ボランティアを務めています。このボランティアは本学科で開講している「地域創造フィールドワークA」の一環として毎年実施しているものです。
 この授業では、大会運営の大変さや競技者の気持ちを理解するとともに、参加している地域の方々との交流をとおして、スポーツを通じた地域活性化のスキルを身につけることを目的としています。

北海道地区 関連教育機関(HPリンク集)

 本ページで紹介した取り組み以外にも、大学・高校独自の特色ある教育・研究活動を行っています。
 詳細は、各機関のホームページをご覧ください。

学校法人東海大学 北海道地区CM

東海大学(札幌キャンパス)

〒005-8601
北海道札幌市南区南沢5条1-1-1

TEL:011-571-5111

設置学部:国際文化学部、生物学部

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東海大学付属札幌高校

〒005-8602
札幌市南区南沢5条1-1-1

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