東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Club"外国につながりのある子どもたち"対象の「夏休み宿題サポートプロジェクト」~学生たちの工夫あふれる指導で、苦手な日本語の宿題も楽々クリア!~

2019年08月08日

▲昨年の「夏休み宿題サポートプロジェクト」の様子
 東海大学[湘南キャンパス]チャレンジセンター「Tokai International Communication Club(以下:TICC)」では、来る8月20日(火)、21日(水)、22日(木)の3日間、秦野市立南公民館にて、“外国につながりのある子どもたち”を対象とした「夏休み宿題サポートプロジェクト」を実施いたします。

 海外からの移住や、両親のどちらかが外国人の家庭では、家族間で使われる言語が日本語ではない場合も多く、そのため子どもたちは学校で行われる日本語での授業を十分に理解できず、学習に対して苦手意識を持ってしまっている場合が散見されます。

TICCは年間をとおして毎週2回、はだの子ども支援プロジェクト「ゆう」のメンバーと協力し、日本語が苦手な子どもたちを対象に、将来につながる学習意欲を自ら育んでもらおうと「にこティー教室」ⅰ)を開講し、子どもたちの学習を継続的に支援しています。「夏休み宿題サポートプロジェクト」は、この「にこティー教室」の一環として毎年夏休みに実施しているもので、今年で8年目を迎えます。当日は、TICCのメンバー30名(予定)が集まった子どもたち一人ひとりのペースに合わせながら、読書感想文や自由研究、絵日記といった夏休みの宿題をはじめ、一学期に苦手意識を持ってしまった科目の復習などをサポートします。また、この活動は、子どもたちが日本語に触れる機会が減少しがちな夏休み期間中に、日本語でのコミュニケーションの場を提供することも兼ねています。
ⅰ)「にこティー教室」:参加した子どもたちがTICCメンバーを「いつもニコニコしているティーチャー」という意味合いで「にこティー」と親しみを込めて呼んでくれたことに由来

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。学生たちによるこうした取り組みも、本学の考え方を体現するものであると言えます。

■「夏休み宿題サポートプロジェクト」実施概要
日時:2019年8月20日(火)、21日(水)、22日(木)
   各日とも16:30~19:30
   ※天候によっては開催を中止する場合がございます。ご取材につきましては、事前にFAXでのお申込みまたはご連絡をいただけますと幸いです。
会場:秦野市立南公民館(秦野市今泉598)
対象:秦野市在住の外国につながりのある小学生・中学生など約20名
指導:東海大学チャレンジセンター Tokai International Communication Clubの学生30名(予定)
主催:東海大学チャレンジセンター Tokai International Communication Club
協力:はだの子ども支援プロジェクト「ゆう」


■チャレンジセンタープロジェクトとは
本学が育成する「社会的実践力」のベースとなる「4つの力(自ら考える力・集い力・挑み力・成し遂げ力)」を身につけることを目標に、学部・学科・学年・キャンパスの枠を超えた50名以上の仲間が、1年を通して活動する取り組み。ものつくりから災害復興支援、地域活性化まで、社会に貢献することを目的に多くの分野で活躍しています。


■Tokai International Communication Club (以下:TICC)について
“多文化共生社会の実現”を達成目標に、留学生や地域に住む外国につながりのある方々の支援、文化交流を主な活動目的に掲げ、学部・学年を越えて活動するプロジェクト。留学生とのスポーツやレクリエーションによる交流会のほか、秦野地域に暮らす外国につながりのある子どもたちへの学習支援活動や、地域の子どもたち対象の異文化理解ワークショップ、国際問題について考えるシンポジウムなどを、年間をとおして展開しています。

■この件に関するお問い合わせ
東海大学チャレンジセンター 担当:佐野・村井
TEL.0463-50-2504(直通)
※8月10日~18日は本学一斉休暇期間となるため、恐れ入りますが同期間中のお問い合わせには対応ができかねますことを予めご了承賜りますようお願い申し上げます。

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