ここから本文です
ToCoチャレ 東海大学学生ロケットプロジェクト(TSRP) 北海道大樹町で通算31回目となる自作ハイブリッドロケット打ち上げ ~1・2年次生が新型パラシュート技術を実証 次世代が主導する宇宙への挑戦~
2026年02月26日
東海大学〔湘南キャンパス〕キャンパスライフセンターのTokai Co-creation Challenge(ToCoチャレ)モノつくりプロジェクト「東海大学学生ロケットプロジェクト」では、3月8日(日)、北海道広尾郡大樹町において、自作ハイブリッドロケット63号機の打ち上げ実験を実施いたします。1995年の設立以来、宇宙への夢を繋いできた本プロジェクトにとって、大樹町での打ち上げは通算31回目となります。
今回のミッションは、将来的な高度100km以上の宇宙空間到達を見据えた10角形パラシュートの技術実証です。従来の6角形から多角形化することで強度を大幅に向上させた新型パラシュートを搭載し、過酷な高高度環境下での安定した回収システムの確立を目指します。また、本機体の設計・製作から運用は、プロジェクトの次代を担う1・2年次生を中心に進めてきました。机上の理論を超え、実地訓練を通じて、航空宇宙分野を支える実践力も磨いています。当日の模様は、YouTubeチャンネルでもライブ配信を予定しており、学生たちの挑戦をリアルタイムで見ることができます(https://www.youtube.com/@TokaiSRP/videos)。
本プロジェクトが開発するハイブリッドロケットは、固体の燃料と液体の酸化剤を組み合わせることで高い安全性を確保しており、2004年から大樹町を舞台に実験を重ねてきました。これまで多くの卒業生を宇宙・航空関連企業へと輩出してきた本活動は、学生たちが自らの手で宇宙への道を切り開く、「生きた宇宙理工学」の場となっています。
本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元することで、よりよい社会づくりに貢献していきたいと考えています。学生たちによる本取り組みもそうした本学の考えを具現化するものです。
■実施概要
|
実施日 |
: |
3月8日(日)※予備日3月9日(月)~11日(水) ※射場ではヘルメットの着用が必須のため、ヘルメットをご持参ください。 |
|
実施時刻 (予定) |
: |
9:40~15:05(予定) ※打ち上がった時点で終了となります。 |
|
使用ロケット |
: |
ハイブリッドロケット63号機(TSRP-H-63) |
|
打上場所 |
: |
北海道広尾郡大樹町美成の農道 https://drive.google.com/file/d/1uW-OrCJRc0pPs6yKm9xeVLls3vTbubj9/view |
|
実験目的 |
: |
機体は1~2年次生を中心に製作。本実験は、学生たちが技術を受け継ぎながら挑戦を重ねてきたプロジェクトです。 |
|
参加学生 (予定) |
: |
東海大学キャンパスライフセンター「東海大学学生ロケットプロジェクト」所属の学生メンバー 17名 |
|
協力団体 |
: |
北海道広尾郡大樹町役場、SPACE COTAN株式会社、インターステラテクノロジズ株式会社、北海道警察広尾警察署、東京空港事務所、航空交通管理センター、札幌航空交通管制部、RAMXEED株式会社、ヒロセ電機株式会社、アンシス・ジャパン株式会社、株式会社JVCケンウッド、株式会社日本HP、National Instruments株式会社、株式会社フォトロン、サカイ産業株式会社、LILYGO、佐川急便株式会社 |
|
教員責任者 |
: |
川端 洋 (工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻 講師) |
|
学生責任者 |
: |
斎藤 璃乃(理学部物理学科 2年次生) |
■ハイブリッドロケット63号機 機体仕様
|
名称 |
ハイブリッドロケット63号機(TSRP-H-63) |
|
構造 |
ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)チューブを主体としたモジュール構造 |
|
全長 |
1.6m |
|
直径 |
154mm |
|
乾燥重量 |
11kg |
|
モーター |
THR-810L |
|
燃料 |
固体のワックス燃料(ロウ) |
|
酸化剤 |
液化亜酸化窒素 |
|
コンポーネント |
バルブシステム、搭載計器「すばる1.3」、独自開発のパラシュート放出機構「不知火Ⅲ」「盃」、パラシュート、ノーズコーン |

■発射場地図

|
住所:北海道広尾郡大樹町美成(Googleマップより) |
|
※今回の実験実施にあたっては、安全確保を最大限考慮した上で、発射条件、保安区域を設定し、航空法第99条の2第2項の規定に基づき、国土交通省釧路空港事務所に打ち上げの届出を行っております。 |
〔ご取材時のお願い〕
・実験当日はハイブリッドロケットの打上支援装置やランチャ(発射台)が敷設されています。TSRPメンバーのほとんどは射点(ロケットを発射する地点)で作業を行います。
・打上支援装置からは配線が伸びていますので足元にご注意ください。
・ランチャからハイブリッドロケットが飛翔しますので、ランチャの上をまたがないでください。
・ランチャを立てた時は、その下を通らないでください。
・射点で無人カメラの設置は可能ですが、ロケット火炎等で損傷を受けた場合は責任を負いかねます。
・射点から150m離れた退避所(報道関係者やTSRPメンバーがロケットの打ち上げを見守る場所)での撮影時はTSRPメンバーが同行します。三脚をご用意いただけると撮影しやすくなります。
・音や光に反応するセンサーは使用可能ですが、電波を使用した撮影は、試験に影響を及ぼす可能性があるため、禁止します。
・射場(農道を含む実験のためにお借りしている場所)ではヘルメットの着用が必要です。ヘルメットはご持参ください。
・安全面への配慮でTSRPから指示を出す場合がございます。その際は必ず従っていただけますようご協力をお願いいたします。
・TSRPが指定する場所以外への立ち入りは禁止いたします。
・火気厳禁です。
・射場では走らないでください。
・車両等は指定した場所に駐車してください。
・ハイブリッドロケットの発射を指令する点火所には、主要メンバーが配置されます。
・TSRPへのご取材については実験前の概要説明時と実験後の囲み取材において行ってください。
<打ち上げ実験に関する問い合わせ先>
3月2日(月)正午 申込〆切
SPACE COTAN株式会社 担当:伊藤
E-mail:press@spacecotan.com
<その他の問い合わせ先>
東海大学キャンパスライフセンター 担当:前川、渡邊、正木
TEL:0463-50-2504(直通) E-mail:project-kakari@tokai.ac.jp
※土日は本学休業日のため、対応致しかねます。ご了承ください。

