ToCoチャレ サイエンスコミュニケーター 平塚市との交流事業 「子ども大学ひらつか」開講 ~学生らが理科実験で子どもたちに科学の楽しさ発信~

2025年11月05日

 東海大学[湘南キャンパス]キャンパスライフセンターのTokai Co-creation ChallengeToCoチャレ)コトつくりプロジェクト「サイエンスコミュニケーター」では、1115日(土)、本学湘南キャンパス19号館において、平塚市在住の小学456年生を対象に、平塚市との交流事業「子ども大学ひらつか(奏アカデミー東海大学)」を開講いたします。

こども大学1.jpg 「子ども大学ひらつか」は、平塚市と市内の大学が連携・協力し生涯学習社会の実現を目指す市の事業の一環で、本学は2011年から参画しています。子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、毎回、身近な科学をテーマにした楽しく学べる実験を中心にプログラムを構成し、本学の教員と学生が講師を務めています。

 当日は、本学理系教育センターの岡田 工 教授による実験「空気と水のふしぎ大実験」を実施します。子どもたちは自分で作った浮沈子(ふちんし)を見たり、触れたり、動かしたりしながら、その仕組みを学びます。また、サイエンスコミュニケーターの学生メンバーが企画した2つの実験も行われます。一つは、ボトルを振ると溶液の色が変わる不思議な現象を通して化学反応の仕組みを学ぶ「シャカシャカカメレオン水」。もう一つは、通常は空気中で作るシャボン玉を水の中で作るという不思議な現象を通じて科学の原理を楽しく学ぶ「水中シャボン玉」です。

 本学は、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元することで、よりよい地域づくりに貢献していきたいと考えています。本講座もそうした本学の考えを具現化した取り組みの一つに位置付けられるものです。

 

■「子ども大学ひらつか(奏アカデミー東海大学)」開催概要

日時

2025年11月15日(土)

午前の部/10:30~12:10、午後の部/14:00~15:40

※午前・午後とも同じプログラムを実施

会場

本学湘南キャンパス19号館3階理工系工房(神奈川県平塚市北金目4-1-1)

講師

岡田 工(本学理系教育センター教授)

ToCoチャレ「サイエンスコミュニケーター」の学生9名

対象

平塚市在住の小学4・5・6年生 午前・午後の部 各40・41名 計81名

※参加募集受付は締め切りました

主催

平塚市民・大学交流委員会(文化・生涯学習推進部会)

協力

東海大学

 

■サイエンスコミュニケーター

 「子どもたちの理科離れを防ぎ、科学の楽しさを通して人と人とのつながりをつくる」ことを目的に、全国各地の小学校や科学館、ショッピングモールなどさまざまな場所に出向き、「理科体験授業」や「科学イベント」「工作教室」を、年間を通して数多く実施している学生プロジェクト。

 

Tokai Co-creation ChallengeToCoチャレ)

多様な学生・教職員・専門分野のそろう東海大学ならではの共創への挑戦を通じ、学生の「やってみたい」を支援する教育プログラムで、2025年度から開始しました。採択されたプロジェクトに必要な資金・活動場所の提供のほか、各種研修・アドバイスなどで支援します。「コトつくりプロジェクト」「モノつくりプロジェクト」「大学つくりプロジェクト」(募集中)「自分つくりプロジェクト」(募集中)があり、現在、計29団体が活動しています。

 

■昨年の「子ども大学ひらつか」開催風景

こども大学2.jpg

 

<本件に関するお問い合わせ>

東海大学キャンパスライフセンター 担当:前川・正木

TEL.0463-50-2504(直) E-mailproject-kakari@tokai.ac.jp

 

 

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