ToCoチャレ 阿蘇援農コミュニティープロジェクト 人手不足に悩む山間地域の農家を学生たちが支援 ~生きた知識・技術の学びの場にも~

2025年09月08日

 東海大学[阿蘇くまもと臨空キャンパス]のTokai Co-creation Challenge(ToCoチャレ)コトつくりプロジェクト「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」では、9月12日(金)から14日(日)の3日間、メンバー10人が阿蘇郡産山村の農家や牧場を訪ね、現地に滞在しながら農作業を手伝う中で実践的な知識や技術を学ぶ「援農活動」を実施いたします。

 

援農.jpg 本学農学部の学生が中心となって活動する同プロジェクトは、2008年度から人手不足に悩む農家の支援活動を開始し、今回で14回目となります。今回の活動では、産山村の5軒の農家を訪問し、花苗の植え替え、間引き、種まきなどの管理作業、およびホウレンソウの収穫やトマトの芽かきといった農作業を支援。また、搾乳や牛舎の掃除など酪農の支援活動も予定しています。学生たちは農家の皆さんとの交流をとおして、人手不足問題の解決策などについても考えます。

 

 本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。学生によるこうした取り組みも、本学の考えを体現するものです。

 

 

 

■実施概要

日時

9月12日(金)~14日(日)9:30~16:30

場所

産山村の農家5軒(作業場所が異なりますので詳細はお問い合わせください)

参加者

本学キャンパスライフセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」の学生メンバー10人(予定)

内容

花苗の管理作業(植え替え、間引き、種まきなど)、ホウレンソウの収穫などの農作業、牛舎の掃除や搾乳などの酪農作業

 

■東海大学キャンパスライフセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」とは

 「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」は、農学部の学生が中心となり自主的に立ち上げた、本学キャンパスライフセンターの学生プロジェクトです。地域農業の実態を学びながら改善策を模索し、その活性化に貢献していくことを目的として2008年度から活動しています。16年の熊本地震後には、被災した農家の再建作業なども支援。17年には、こうした活動が評価され、「第6回食と農林漁業大学生アワード」(主催:農林水産省)にて「農林水産大臣賞」を受賞しました。

 

Tokai Co-creation ChallengeToCoチャレ)

 多様な学生・教職員・専門分野のそろう東海大学ならではの共創への挑戦を通じ、学生の「やってみたい」を支援する教育プログラムで、2025年度から開始しました。採択されたプロジェクトに必要な資金・活動場所の提供のほか、各種研修・アドバイスなどで支援します。「コトつくりプロジェクト」「モノつくりプロジェクト」「大学つくりプロジェクト」(募集中)「自分つくりプロジェクト」(募集中)があり、現在、計29団体が活動しています。

 

<本件に関するお問い合わせ>

東海大学 九州カレッジオフィス 教務担当

TEL:096-382-1141(9:00~17:00)

馬原、山本(コーディネーター)

 

 

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