学生団体「SeaMyPlas」 × 清水エスパルス × 静岡市 ワークショップ共催 海洋プラごみ削減へ アップサイクルで応援グッズをつくろう ~「静岡の海を守るために」清水の小学生と考案したアイデアを実現~

2024年09月02日

 東海大学〔静岡キャンパス〕キャンパスライフセンターのユニークプロジェクト「SeaMyPlas」では、清水エスパルスや静岡市ごみ減量推進課と協働で、9月7日(土)のV・ファーレン長崎との試合前に「IAIスタジアム日本平 坂の上広場」で、小学生以下の子どもを対象としたワークショップ「静岡の海を守るために ~三保海岸の海洋プラスチックごみ削減~」を実施いたします。

 

 海を漂う海洋ごみ問題が年々深刻化しています。特に直径5mm以下のマイクロプラスチックは、生態系へ影響が懸念されています。2050年には海の魚の量を海洋プラスチックごみの量が上回るとの予測もあり、海洋汚染を食い止めるためにも、プラごみの3R(リデュース、リユース、リサイクル)をはじめ、新たな価値を加えて再利用する「アップサイクル」も注目されています。

 

マラカス (2).jpg

▲作製するカプセルマラカス

 こうした中、SeaMyPlasは環境問題への関心を高めようと、清掃活動やワークショップなどの活動を継続しています。また、清水エスパルスもSDGsや環境への取り組み「エスパルスエコチャレンジ」を進めています。

 両者は今年5月、静岡市立清水三保第二小学校6年生を対象とした静岡市の出前授業に参加。その中で、子どもたちに「海洋プラゴミからできるもの」というテーマでアイデアを出し合ってもらいました。その際に出たアイデアの一つが応援グッズの作製です。今回のワークショップでは、このアイデアを生かし、廃カプセルや端材ビーズ、選手が練習時に飲水したペットボトルのキャップを再利用し、清水エスパルスのマスコット「パルちゃん」をモチーフにした応援グッズのカプセルマラカスを作ります。

 

 本学では、総合大学としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに寄与することを教育目標に掲げています。今回の学生たちの取り組みも本学のそうした考えに基づくものです。

 

 

 

 

 

 

■ワークショップ「静岡の海を守るために ~三保海岸の海洋プラスチックごみ削減~」実施概要

日時

2024年9月7日(土)14:30~18:30

会場

IAIスタジアム日本平 坂の上広場(静岡県静岡市清水区村松3880-1

対象

小学生以下の子ども(先着200人)

参加者

本学学生10人(SeaMyPlasのメンバー)

主な内容

ガチャガチャの廃カプセルやペットボトルキャップなどを再利用した応援グッズ・カプセルマラカスの作製

協力

 

清水エスパルス、静岡市ごみ減量推進課

備考

 

試合取材を希望する方は、Jリーグメディアチャンネルから申請し、備考欄に取材希望をご記載ください。試合取材を希望せず、 Jリーグメディアチャンネルへの申請ができない方は、(株)エスパルス広報部 koho@s-pulse.co.jpに取材希望の連絡をお願いします。【申請締切:95日(木)1600

 

SeaMyPlas(シーマイプラス)

 海洋プラごみの問題に興味を持ってもらおうと、子どもたちを対象に海岸清掃や拾ったごみに新たな価値を加えて再利用する「アップサイクル」のワークショップなどを実施する団体。2023年度に活動を開始し、現在は17人が在籍しています。

 

チャレンジプロジェクトとユニークプロジェクト

社会に貢献できる人材を育成する学部横断の教育プログラムです。学生自らが社会課題の解決に向けてプロジェクトを立ち上げ、大学から資金やアドバイスなどの支援を受けて活動します。世界で活躍する団体もあり、社会的実践を通じた学生の成長を図っています。

2024年度は、チャレンジプロジェクト19団体、ユニークプロジェクト11団体が活動中です。

<本件に関するお問い合わせ>

東海大学キャンパスライフセンター担当:村井・正木

 TEL.0463-50-2504(直通) E-mail:project-kakari@tokai.ac.jp

一覧へ戻る