東海大学［湘南キャンパス］では、来る9月14日（土）12：50より、2号館大ホールにおいて、本学大学院生2名と本学学長による特別座談会「人生の質（QOL）の向上を目指して」を開催いたします。

　この特別座談会は、本学大学院で学ぶ学生2名と本学学長によるトークを通じて、大学での学びの本質を本学学生の保護者の皆さまにもご理解いただこうと、神奈川県内にお住いの保護者の皆さまが参集する神奈川県地区後援会総会の中の一企画として実施するものです。

当日、座談会に登壇するのは、カザフスタン出身の留学生で本学大学院総合理工学研究科総合理工学専攻3年次（博士課程）のジョルダヤコヴァ・サウレさんと、神奈川県出身で本学大学院工学研究科建築土木工学専攻2年次（修士課程）の瀧川瑞季さんの2名の学生、ならびに本学学長の山田清志です。壇上では、学長によるコーディネートのもと、それぞれの分野で顕著な研究成果を挙げてきたふたりから、本学への入学を決めた理由や大学院に進級した背景、さらには本学の教育・研究環境によって生み出された成果などについて紹介してもらうほか、将来に向けての目標や希望についても語ってもらいます。

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回の特別座談会も、本学のそうした考えを体現する取り組みの一つです。

■特別座談会 開催概要
日時：2019年9月14日（土）12：50～13：35
会場：東海大学湘南キャンパス2号館大ホール（所在地：平塚市北金目4-1-1）
登壇者：山田清志（本学学長）
ジョルダヤコヴァ・サウレさん（本学大学院総合理工学研究科総合理工学専攻3年次生）
瀧川瑞季さん（本学大学院工学研究科建築土木工学専攻2年次生）

■登壇者プロフィール

ZHOLDAYAKOVA SAULE（ジョルダヤコヴァ・サウレ）さん
カザフスタン共和国出身。東海大学大学院総合理工学研究科 総合理工学専攻 博士課程3年次在籍。2010年「ボラシャック」カザフスタン国費留学生として来日。2015年東海大学教養学部人間環境学科自然環境課程卒業（東海大学総長賞）。2017年本学大学院人間環境学研究科人間環境学専攻修士課程修了。現在、水素ガスを金属に含ませて貯蔵する研究に取り組んでいる。この研究を通して、カザフスタンのエネルギー事情を改善するために、水素エネルギー社会を実現し母国の発展と世界の平和に貢献しようと活動している。
2015-2017公益財団法人ロータリー米山記念奨学生、2017-2018 College Women’s Association of Japan奨学生、2018-2020公益財団法人国土育英会奨学生に採択。

瀧川 瑞季（たきがわ みずき）さん
神奈川県横浜市出身。東海大学大学院工学研究科 建築土木工学専攻 修士課程2年次在籍。
2014年東京工業大学附属科学技術高等学校卒業。2018年東海大学工学部土木工学科卒業。
現在、コンクリートの施工時に広く用いられる化学混和剤の性能を効果的に発揮させる手法に関する研究に取り組んでいる。2017年度、2018年度には2年連続で土木学会全国大会年次学術講演会の優秀講演者表彰を受賞。また、タイのモンクット王ラカバン工科大学との定期交流会のリーダーとしても活動。さらに土木学会関東支部「コンクリートカヌー大会」では、土木の主材料によるコンクリートでカヌーを作り、ものつくりの楽しさを実感してもらうために、プロジェクトリーダーとしても活動している。


■後援会総会とは
東海大学後援会は、大学とご家庭、地域社会の架け橋となり、学生たちが充実した学生生活を送れるようサポートすることを目的に、1962年に設立されました。学園の創立者松前重義の、「理想の教育は大学と家庭が一体となって実現できる」という教育観に共鳴した保護者の皆さまが、各地域で大学への教育活動への支援を目的に、自主的に結成した会が始まりです。
この東海大学後援会が、毎年9月に国内50地区、海外1地区（台湾）で開催するものが「後援会総会」です。大学の教職員が各地区の後援会総会に参加し、本学の取り組みなどをご説明するほか、保護者と1対1で、ご子息ご子女の学業、生活、キャリア・就職について話し合う個人面談の場を設けています。参加された保護者の皆さまからは、「子どものことや大学のことがよくわかり安心した」などの感想が寄せられています。

■本件に関するお問い合わせ
東海大学 大学広報部企画広報課 担当：佐藤・水谷・南條
TEL.0463-50- 2402（直通）