東海大学付属高生対象 生物学部「体験授業」を実施~カマイルカ観察、潮間帯生物調査、フィッシングなどを通じ、海への興味を高める~

2017年07月18日

寿都湾でのフィッシング体験
東海大学[札幌キャンパス]生物学部では、7月28日(金)から30日(日)までの三日間、本学北海道臨海実験所の近隣および室蘭湾において、本学の付属高校の生徒を対象に、生物学部の「体験授業」を実施いたします。
この「体験授業」は、本学生物学部海洋生物科学科で普段行っている野外実習や臨海実習などのフィールドワークを付属高生たちに体験してもらうことを目的に実施するものです。本学部では、こうした取り組みを通じて、高校生たちの海への興味が一層高まることを期待しています。

体験授業初日の7月28日(金)は、室蘭港からクルーザーに乗船し、沖合に生息するカマイルカを観察。船上では、海洋生物調査員で写真家の笹森 琴絵氏(本学非常勤講師)が、カマイルカの特徴や独特の生態などについて解説します。翌29日(土)は、本学北海道臨海実験所がある寿都湾において、本学部海洋生物科学科の教員および学生による指導のもと、海と陸の境界にあたる潮間帯に生息する生物の調査やフィッシングなどを行い、生物試料の解析方法について学びます。最終日の30日(日)は、本学札幌キャンパス内において、研究用に飼育している魚の水槽や電子顕微鏡などを見学します。

なお、本体験授業には、本学付属浦安高校(4名)、本学付属高輪台高校(2名)、本学付属札幌高校(2名)、本学付属仰星高校(3名)、菅生高等学校(3名)の1・2年生、計14名の参加が予定されています。

■実施概要
7月28日(金)13:00 室蘭港 到着(室蘭市)
       13:30 クルーザーに乗船し、カマイルカを観察
       15:30 観察終了・観察結果解説
       16:00 室蘭港出発
       18:00 本学北海道臨海実験所(寿都郡寿都町)到着(寿都町)
7月29日(土)9:00 寿都湾における潮間帯生物の観測、もしくはフィッシング(天候により変更有・寿都町)
       11:00 観測終了、昼食・待機
       13:00 寿都湾における潮間帯生物の観測、もしくはフィッシング(天候により変更有)
       15:00 観測時に採取した生物の観察結果解説
       16:00 本学北海道臨海実験所到着
7月30日(日)9:30 本学北海道臨海実験所出発(寿都町)
       12:00 本学札幌キャンパス(札幌市南区)到着(札幌市)
       13:00 施設見学
       14:00 解散

■指導担当教員
本学生物学部海洋生物科学科 教授 櫻井 泉/講師 武藤 望生/非常勤講師 笹森 琴絵(海洋生物調査員、写真家)

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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