飼育員が明かす水族館の"裏の顔" シャチや深海生物の専門家の講演も ~シンポジウム「海をつなぐ知と魅せる力:大学×水族館の協働が拓く未来」を開催~

2026年02月25日

 東海大学[静岡キャンパス]海洋学部海洋生物学科では、2026年3月1日(日)、名古屋ポートビル講堂にて、シンポジウム「海をつなぐ知と魅せる力:大学×水族館の協働が拓く未来」を開催いたします。

シャチ.jpg 本シンポジウムでは、水族館は単なる娯楽施設ではなく、教育・研究・保全を担う社会的拠点でもあり、そのための大学との連携という視点から計5名の演者にお話いただきます。

 名古屋港水族館の第一線で活躍する本学海洋学部卒業生・大友航氏が特別講演に登壇。「名古屋港水族館の"ウラの顔"」と題し、来館者の目に触れる華やかな展示の裏側で、飼育員たちが日々直面する課題、命と向き合う現場の緊張感について語っていただきます。

 さらに、海洋学の最前線で活躍する本学研究者4名が、最新研究を映像とともに公開します。北海道・知床で長年シャチを追い続けてきた大泉宏教授は、緻密なフィールドワークから見えてきた"シャチの家族の物語"を紹介。藤岡紘准教授は、カツオの卵というミクロな存在から地球規模の環境変動を読み解き「未来の海」を考える手がかりとなる研究を解説します。また、西川淳教授は水族館との共同研究で広がるクラゲ研究の新展開を披露。堀江琢准教授は"生きた化石"と呼ばれる深海魚ラブカの飼育研究に迫り、これまでほとんど観察例のなかった胎仔の運動を捉えた貴重映像を公開予定です。

 本シンポジウムは、海洋生物学を「知る」だけでなく「体感する」場です。子どもから大人まで海洋生物学や海の未来を自分ごととして考えるきっかけを提供します。専門的な知見を貴重な画像や動画とともにわかりやすく解説することで、海の豊かさを守り、次世代へつなぐための知的好奇心を刺激します。

 

■東海大学海洋学部海洋生物学科シンポジウム 実施概要

タイトル

海をつなぐ知と魅せる力:大学×水族館の協働が拓く未来

日時

2026年3月1日(日)10:30~15:30(受付開始10:00)

会場

名古屋ポートビル 4F 講堂(所在地:名古屋市港区港町1-3)

参加人数

150名(予定)

  

■プログラム

10:30

開会挨拶、趣旨説明、学科説明

10:40

特別講演「名古屋港水族館の"ウラの顔"」

 講師/名古屋港水族館 大友航 氏(2009年 東海大学海洋学部卒)

11:20

「シャチの家族の物語:知床のシャチ長期観察で見えてきたこと」

講師/東海大学海洋学部海洋生物学科 大泉宏 教授

11:50

休憩

13:30

「カツオの卵が教えてくれる未来の海:ふ化と水温のひみつ」

講師/東海大学海洋学部海洋生物学科 藤岡紘 准教授

14:00

「水族館との共同研究で明らかになりつつある新たなクラゲの世界」

講師/東海大学海洋学部海洋生物学科 西川淳 教授

14:30

休憩

14:40

「ラブカの飼育を目指して~胎仔の運動観察~」

講師/東海大学海洋学部海洋生物学科 堀江琢 准教授

15:10

座談会、質疑応答

15:30

閉会

 

 

<本件およびご取材に関するお問い合わせ>

東海大学静岡カレッジオフィス 企画・広報係:金子、青木、柴田

TEL.054-337-0144 Email:koho-shizuoka@tokai.ac.jp

 

 

 

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