師走の園庭に響く「よいしょ」の歓声 園児たちの正月事始め ~半世紀続く伝統行事で五感を育む食育体験 ついたお餅は鏡餅に~

2025年12月04日

 認定こども園 東海大学付属静岡翔洋幼稚園では、12月9日(火)9:50から園庭にて、年末恒例の「もちつき」を実施いたします。本行事は、子どもたちが新年を迎える準備を行う「正月事始め」のひと幕となります

もちつき.jpg 本園のもちつきは、園児たちが日本の伝統文化を肌で感じる機会として1973年から半世紀以上にわたって受け継がれてきました。前日に園児たちがもち米を研ぐところから始まり、当日は実際のもちつきの前に、教員が稲穂の写真パネルや実物のお米を用いたクイズを出題し、普段食べているお米ともち米の違いや、鏡餅の由来について学ぶ時間も設けます。

 もちつき本番では、年長と年中組の園児が二人一組となり、息を合わせて杵を振るいます。杵を一生懸命に持ち上げる姿と、それを囲む子どもたちの「よいしょ、よいしょ」の元気な掛け声が園庭に響き渡り、会場は年末らしい活気に包まれます。つきあがったお餅は、鏡餅へと成形され年明けの鏡開きまで教室や玄関受付に飾られます。こうした体験活動は、年神様をお迎えする準備を整えるという、日本古来の精神性を学ぶ教育の一環でもあります。

 本園では、園児たちの豊かな情操を育むため、対話と協働のもとで行う、さまざまな体験型の教育活動を展開しています。本行事も、そうした取り組みの一環に位置付けられるものです。

 

■実施概要

日時

2025年12月9日(火)9:50~11:00

会場

認定こども園 東海大学付属静岡翔洋幼稚園 園庭(所在地:静岡市清水区折戸3-20-1)

※雨天の場合はホール、職員室前で実施

参加者

本園園児102名、本園教職員28名

内容

9:50   もちつき集会(もちつきの由来などのお話)

10:10 もちつき体験(年長・年中)※年少以下は見学ともちつきごっこを行います

※雨天時、もちつき集会は9:30(年少は9:45)から、もちつき体験は10:05から 

 

<この件に関するお問い合わせ>

認定こども園 東海大学付属静岡翔洋幼稚園 担当:西村

TEL.054-334-0619 FAX.054-335-5099

一覧へ戻る