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海洋調査研修船「望星丸」 留萌港で一般公開 ~観測器具展示やプランクトン観察など多彩な船上イベント 船長の記念講演も~
2025年06月27日
東海大学では、7月6日(日)、留萌港南岸(北海道留萌市)に停泊中の本学海洋調査研修船「望星丸」(全長87.98m、全幅12.80m、国際総トン数2,174トン)を一般公開(参加無料・事前申込不要)いたします。また、一般公開前日にあたる5日(土)には、プレイベントとして、船長や深海魚の研究者による「公開講座 船上記念講演」(事前申込不要・当日受付)を実施いたします。
国際航海旅客船の資格を有する「望星丸」は、海洋調査・研究をはじめ、本学学生の実習、海外研修航海や親善公開などの国際交流、各種団体からの委託研究、青少年のための洋上教室など幅広い用途で活用するインテリジェント・シップです。今回の一般公開は、本学札幌キャンパス生物学部海洋生物科学科の「海洋生物科学フィールド実習」のため、留萌港に寄港するのに合わせて実施するものです。
5日の船上記念講演では、昨年6月に就任した豊田力船長が「海と船にまつわる四方山話」と題して講話を行うほか、本学生物学部海洋生物科学科の手良村知功助教が「日本産深海性魚類の種多様性研究について」をテーマに最新知見を紹介します。
6日の一般公開では、船内の海洋観測器具の展示・説明、実習試料展示、ロープワーク体験、本学北海道地域研究センターのパネル展示などを行います。また、一般社団法人 北海道海洋文化フォーラムとの共催イベントとして、子どもたちを対象に「海と日本PROJECT inガッチャンコ北海道」も同時開催。海に関連したクイズやスタンプラリー、顕微鏡を使ったプランクトン観察などが予定されています。
本学は、総合大学としてのリソースを余すところなく活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元したいと考えています。今回の「望星丸」一般公開もそうした取り組みの一環として実施するものです。
■「公開講座 船上記念講演」概要
日時 |
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2025年7月5日(土)16:00~17:30 |
会場 |
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留萌港南岸「望星丸」船内学生食堂(北海道留萌市) |
内容 |
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「海と船にまつわる四方山話~新船長の北海道お披露目を兼ねて~」 講師:東海大学海洋調査研修船「望星丸」船長 豊田力 「日本産深海性魚類の種多様性研究について」 「第54 回海外研修航海に参加して」 講師:東海大学生物学部海洋生物科学科 助教 手良村知功 |
定員 |
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先着50名(事前申込不要・当日受付にて申込) |
■「望星丸 一般公開」開催概要
日時 |
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2025年7月6日(日)10:00~15:00(14:30見学者受付終了) |
会場 |
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留萌港南岸「望星丸」船上(北海道留萌市) |
内容 |
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■サイエンスラボ・大学進学相談会 海洋観察器具の展示・説明、実習試料展示、ロープワーク体験、生物学部海洋生物科学科の学科展示、北海道地域研究センターの展示など。 ■海と日本プロジェクトinガッチャンコ北海道コーナー 海のクイズ(正解者に記念品贈呈〔先着100名〕)、スタンプラリー(5つのスタンプ制覇者に記念品贈呈〔先着100名〕)、顕微鏡によるプランクトン観察など |
後援 |
: |
留萌市、一般社団法人北海道海洋文化フォーラム、新星マリン漁協協同組合 |
■東海大学海洋調査研修船「望星丸」概要
資格 |
: |
遠洋、国際航海、旅客船(第一種船)、海洋調査練習船 |
全長 |
: |
87.98m |
幅(型) |
: |
12.80m |
国際総トン数 |
: |
2,174トン |
航海速力 |
: |
15.00ノット |
乗船定員 |
: |
190名(含乗組員) |
<本件に関するお問い合わせ> 東海大学 札幌キャンパス 広報担当:田中 TEL.011-571-5111(代表) |