東海大学では、1月20日（土）15：00より、本学高輪キャンパス2号館大講堂において、健康長寿セミナー（抗加齢講演会）「ガン予防とロコモ（運動器症候群）対策の最前線」を開催いたします。

厚生労働省は、「健康寿命」を「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義し、「健康日本21（第二次）」の中で、平均寿命と健康寿命の差をできるだけ小さくすることを重要な政策目標として掲げています。しかし、「平成28年版厚生労働白書」によると平均寿命と健康寿命の差は、2001年が男性8.62年、女性12.24年に対し、2013年は男性9.02年、女性12.40年と、その差が拡大傾向となっている事が問題です。今後、超高齢社会が深刻化する日本にとって、健康長寿への取り組みこそが、個人の生活の質を向上し、家族の負担や医療費・介護費用を軽減する鍵と言えます。

当日は、日本人の死因のトップでもある「がん」、ならびに要介護や寝たきりのリスクを高くする「ロコモティブシンドローム（運動器症候群）」をテーマに、「健康習慣とがん予防法 ～がんはふせげるのか？！」「健康寿命のためのロコモ予防 ～生活活動からのアプローチ」の2講演を行います。また、併せて本学が取り組む「抗加齢ドック」、2018年4月に開設する「健康学部」についても解説します。

本学は2006年6月、基礎医学や臨床医学、スポーツ医学などの英知を結集し、科学的根拠に基づいた健康指導で健康寿命の延伸に寄与していくことを目的に、本学医学部付属東京病院に「抗加齢ドック」を開設しました。「抗加齢ドック」では、「病気に罹らず健やかに老いる」をモットーに、現在の老化度や健康を損なう可能性のある兆候についてさまざまな角度から検査・分析を行い、食事や生活習慣の改善、運動療法やサプリメントの適正使用などを含めたアドバイスと医学的サポートを提供しています。

■開催概要
日　　　　時：2018年1月20日（土）15：00～17：00
会　　　　場：東海大学 高輪キャンパス 2号館大講堂（東京都港区高輪2-3-23）
スケジュール：15：00　開会の挨拶　久保 明（本学医学部 客員教授）
　　　　　　　15：05　講演①「抗加齢ドック12年目への挑戦」講師／西﨑 泰弘（本学医学部 教授）
　　　　　　　15：15　講演②「健康習慣とがん予防法～がんはふせげるのか？！」講師／茂出木 成幸（本学医学部 非常勤准教授）
　　　　　　　≪15：45～15：55　休憩≫
　　　　　　　15：55　講演③「健康寿命のためのロコモ予防～生活活動からのアプローチ」講師／黒田 恵美子（本学医学部 客員教授、健康運動指導士）
　　　　　　　16：25　講演④「東海大学の健康への取り込み～健康学部の設立理念と目指すもの」講師／石井 直明（本学スポーツ医科学研究所 教授）
　　　　　　　≪16：35～16：55　質疑応答≫
　　　　　　　16：55　閉会の挨拶 谷野 隆三郎（元本学医学部付属病院 病院長）
主　　　　催：東海大学医学部基盤診療学系健康管理学　大学院医学研究科ライフケアセンター
参 加　申 込：下記までEメールまたはファクスにてお申し込み下さい。
　　　　　　　E-mail：life-care-center@tokai-u.jp
　　　　　　　Fax. 0463-92-1661（健康管理学専用回線）
　　　　　　　Tel. 0463-92-8051（直通：お急ぎの場合のみ）
申 込　締 切：2018年1月17日（水）
担　　　　当：東海大学大学院医学研究科ライフケアセンター　苙口（おろぐち）

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL：03-3467-2211（代表）
FAX：03-3485-4939
mail：pr@tokai.ac.jp