高止まりする薬物事犯検挙者数 税関職員招き薬物乱用防止啓発 ~薬物密輸摘発事例の紹介や麻薬探知犬デモンストレーションも~

2024年11月19日

 東海大学[静岡キャンパス]では、1125日(月)1050より、本キャンパスで「品質管理学」を履修する学生を対象に、薬物乱用防止を啓発する講習会を実施いたします。

 

 静岡県が今年5月に策定した「令和6年度静岡県薬物乱用対策推進方針」によると、県内の覚醒剤等の薬物事犯の検挙者数は減少傾向にあるものの、依然として高い水準で推移しています。特に2023年は前年に引き続き、大麻事犯の検挙者数が覚醒剤事犯を上回り、その多くが1020代の青少年が占めています。

※出典:静岡県ホームページ「令和6年度静岡県薬物乱用対策推進方針の策定」

https://www.pref.shizuoka.jp/kenkofukushi/eiseiyakuji/yakuji/1040426/1054378.html

 

 本講習会では、輸出入貨物の通関や関税等の徴収、密輸の取締りなどを担う名古屋税関清水税関支署の職員の方をお招きし、税関の使命や役割のほか、薬物を乱用した際の身体や社会へ及ぼす影響などについて、過去の摘発事例も交えながらビデオやスライドを使ってご説明いただきます。また、麻薬探知犬によるデモンストレーションも行われます。

 

 本学では地域との連携のもと、よりよい地域社会づくりに貢献すべく、さまざまな活動を実践しています。静岡キャンパスの近隣で貿易の最前線を担う清水税関支署と連携した本講習会も、そうした活動の一環として挙げられるものです。

<本件に関するお問い合わせ>

 東海大学スルガベイカレッジ静岡オフィス  企画・広報係:金子、柴田

 TEL.054-337-0144

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