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阿蘇援農コミュニティープロジェクト 人手不足に悩む山間地域の農家を学生たちが支援 ~生きた知識・技術の学びの場にも~
2024年08月23日
東海大学[阿蘇くまもと臨空キャンパス]の学生プロジェクト「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」では、9月6日(金)から8日(日)の三日間、メンバー11人が阿蘇郡産山村の農家や牧場を訪ね、現地に滞在しながら農作業を手伝う中で実践的な知識や技術を学ぶ「援農活動」を実施いたします。
本学農学部の学生が中心となって活動する同プロジェクトは、2008年度から人手不足に悩む農家の支援活動を開始し、今回が14回目となります。今回の活動では、産山村の5軒の農家を訪問し、花苗の植え替え、間引き、種まきなどの管理作業、およびホウレンソウの収穫やトマトの芽かきといった農作業を支援。また、搾乳や牛舎の掃除など酪農の支援活動も予定しています。学生たちは農家の皆さんとの交流をとおして、人手不足問題の解決策などについても考えます。
本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。学生によるこうした取り組みも、本学の考えを体現するものです。
実施概要
日程 |
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9月6日(金)~8日(日) ※作業時間帯や訪問先農家の詳細などにつきましてはお問い合わせください |
場所 |
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産山村の農家5軒(詳細はお問い合わせください) |
参加者 |
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本学キャンパスライフセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」の 学生メンバー11人(予定) |
内容 |
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花苗の管理作業(植え替え、間引き、種まきなど)、ホウレンソウの収穫などの 農作業、牛舎の掃除や搾乳などの酪農作業 |
■東海大学キャンパスライフセンターについて
東海大学キャンパスライフセンターは、社会で活躍するために必要となる「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を身に付けるための場を学生たちに提供しています。学部・学科を超えた多くの学生が集まってプロジェクト活動を推進したり、キャンパスライフセンター科目を履修したりするなどの学びを通じて、これらの「4つの力」を育成することを目指しています。同センターでは、学生たちの活動スペースを提供しているほか、プロジェクトに必要な機材などの費用を支援金として支給。また、専任の職員がプロジェクトコーディネーターとしてプロジェクトの進行状況を把握するとともに、学生からの相談への対応やプロジェクトを円滑に推進するための指導を行います。専門的知識を持った教員がアドバイザーとして指導・助言を行うことも大きな特徴です。
■東海大学キャンパスライフセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」とは
「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」は、農学部の学生が中心となり自主的に立ち上げた、本学キャンパスライフセンターの学生プロジェクトです。地域農業の実態を学びながら改善策を模索し、その活性化に貢献していくことを目的として2008年度から活動しています。16年の熊本地震後には、被災した農家の再建作業なども支援。17年には、こうした活動が評価され、「第6回食と農林漁業大学生アワード」(主催:農林水産省)にて「農林水産大臣賞」を受賞しました。
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<この件に関するお問い合わせ>
東海大学 フェニックスカレッジ熊本オフィス
キャリア就職担当:髙橋(コーディネーター)
TEL. 096-386-2630(9:00~17:00)