小学生対象 夏の恒例イベント 「昆虫採集の方法と標本の作り方」と「小舟に乗って矢形川で遊ぼう」 ~水の郷・嘉島の自然に親しむ 学びと体験の夏休み~

2024年07月17日

 東海大学 松前重義記念館では、小学生を対象に、屋外で楽しむ夏休みイベントとして、「昆虫採集の方法と標本の作り方」(7月27日)と「小舟に乗って矢形川で遊ぼう」(8月4日)を実施いたします。

 

①「昆虫採集の方法と標本の作り方」

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 東海大学農学部農学科の村田浩平教授が、トンボやカブトムシといった身近な昆虫の採集方法や標本の作り方などをレクチャーします。子どもたちは、針と段ボールを使って実際の標本作りにも挑戦します。講師の村田教授は、昆虫生態学などが専門で、阿蘇の草原に生息する絶滅危惧種のチョウ「オオルリシジミ」の保護・保全に関する研究にも取り組んでいます。

 

②「小舟に乗って矢形川で遊ぼう」

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 当館と地域づくり団体の「中郡愛郷会」が地元の小学生を対象に開催している夏休み恒例イベントです。嘉島町などを流れる旧矢形川の「笈の瀬橋」から「湧水公園天然プール」までの約700㍍を、木舟3隻に分乗して往復します。愛郷会のメンバーが竹竿で舟を繰りながら、清流に生息する魚や植物などの生態について説明します。川下りの後は、手作り水鉄砲で遊ぶレクリエーションも行います。

 

 東海大学では、総合学園としてのさまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。当館による今回の取り組みも、そうした考え方を体現するものです。

 

<松前重義記念館について>

熊本県上益城郡嘉島町上島の緑川のほとりに建っていた、東海大学の創立者・松前重義の生家を移転し、地域における社会活動を目的として19884月に開館しました。剣道場や柔道場、ホールなどを有し、地域の皆さんのスポーツ・文化活動施設として利用されています。特に柔道場では、青少年育成のため「松前柔道塾」を開設しています。2階は松前重義の少年時代からの歩みを綴った写真パネルやゆかりの品々が展示され、その足跡を偲ぶことができます。

生家は明治10年の西南戦争の後に建てられたもので、細川藩武家屋敷づくりの文化財的建物です。松前が少年時代を過ごした勉強部屋などもそのまま復元されており、廊下の壁には松前の少年時代の落書きも残っています。

 

 

 

■「昆虫採集の方法と標本の作り方実施概要

日時

2024年7月27日(土)9:30~12:00

会場

東海大学 松前重義記念館

(上益城郡嘉島町大字上島字蔵園2571-1-3)

松前重義記念館.png

参加者

小学生約80名(予定)

講師

東海大学農学部農学科 教授 村田 浩平

 

 

■「小舟に乗って矢形川で遊ぼう」実施概要

日時

2024年8月4日(日)9:30~12:00

集合場所

JAよかよかうまか生産物直売所とれたて市場 嘉島店横

(上益城郡嘉島町北甘木2206)

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参加者

小学生約40名(予定)

講師

中郡愛郷会

 

 

<案内図>

案内図.png

 

 

<本件に関するお問い合わせ>

東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス 担当:伊藤

TEL096-382-1141(代表)/FAX096-381-7956

Email:kumajimu@tokai.ac.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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