海離れ進む子どもたち 海水浴のポイント指導する体育授業 ~「海の日」を前に、溺れた時の対処法学ぶ~

2024年06月28日

 東海大学付属静岡翔洋小学校では、71日(月)915から、12年生の児童107人を対象に、体育科の授業として「マリンスポーツ実習」を実施いたします。

 

 近年はレジャーの多様化や美白ブームなどを背景に、国内の海水浴客数は減少の一途です。日本生産性本部のレジャー白書によると、国内の海水浴客数は1985年の約3790万人をピークに減り始め、2017年には約760万人と約2割にまで減少しました。また、日本財団が20226月に実施した意識調査では「海に親しみを感じる」と答えたのが全体の4割弱にとどまり、特に若年層ほど海への愛着が薄れています。マリンスポーツ.png

 

 今回の授業は、海水浴やマリンスポーツの経験が減少している子どもたちの状況を踏まえ、海に親しむとともに、海の危険から身を守る術を学んでもらおうと、今年度から始めた取り組みです。2回目となる今回は、ライフジャケットの着用方法について専門家からレクチャーを受けた後、実際に海に入って溺れた時の「助けてサイン」や、うつ伏せ・仰向けの状態で泳ぐ訓練などを行います。

 

 本校では、総合学園の一員としてのさまざまなリソースを活用した教育活動を実践しています。今回のマリンスポーツ実習も、そうした活動の一環として行うものです。

 

■開催概要

日時

202471日(月)9151115

会場

gosea's surf(所在地:静岡市清水区三保2718-8)および近隣の海岸

内容

ライフジャケットの着方、水慣れ、溺れた時の訓練(ライフジャケット着用)、泳ぐ練習、レスキュー体験など ※天候の状況により変更の可能性あり

講師

gosea's surf スタッフ

参加者

本校1年生51人、2年生56人 ※予定

<この件に関するお問い合わせ>

東海大学付属静岡翔洋小学校 担当:田中康智

TEL.054-334-2408 FAX.054-334-9950

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