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薬物乱用防止へ 全校生徒対象「薬学講座」 ~大麻汚染の実態やオーバードーズによる健康被害など、警察と薬剤師が解説~
2024年06月05日
東海大学付属静岡翔洋高等学校中等部では、6月7日(金)13:30より、本校の全生徒を対象に「薬学講座」を実施いたします。
警察庁の資料※によると、2023年に大麻事犯で検挙されたのは6,482人で過去最多を更新しました。年代別では20代以下が全体の70パーセント以上を占めています。若者の間で大麻の乱用が蔓延している原因の一つが、インターネット上に氾濫する誤った情報です。間違った情報を真に受け、安易に使用してしまっているケースが多いと考えられ、正しい情報の提供が求められます。また近年、若い世代の市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)も問題となっています。
※警察庁組織犯罪対策部「令和5年における組織犯罪の情勢 確定値版」
こうした実態を踏まえて本校では、生徒たちに早い時期から薬物の危険性について正しい知識を身につけてもらおうと、全校生徒を対象とした薬学講座を毎年この時期に実施しています。今回の講師には、清水警察署生活安全課少年サポートセンター大森哲夫氏と宮城薬局(清水区)の薬剤師・宮城規秋氏をお迎えします。大森氏には、危険ドラッグや大麻、覚せい剤といった違法薬物の乱用の実態と弊害などについてお話しいただきます。宮城薬剤師には、若い世代のオーバードーズによる健康被害などについて解説していただきます。
本校では、よりよい地域社会づくりに貢献しようと、地域との連携のもと、さまざまな取り組みを行っています。この「薬学講座」も、そうした取り組みの一環に位置付けられるものです。
■実施概要
日 時 |
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2024年6月7日(金)13:30~14:20 |
会場 |
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東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部 建学記念ホール (所在地:静岡市清水区折戸3-20-1) |
講師 |
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宮城薬局 薬剤師 宮城 規秋氏 清水警察署 生活安全課 少年サポートセンター 大森 哲夫氏 |
参加者 |
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本校1年生161名、2年生153名、3年生157名 計471名 |
<この件に関するお問い合わせ> 東海大学付属静岡翔洋高等学校中等部 担当:弓桁 TEL.054-334-1851/FAX.054-334-0827 |