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ヒグマとの共存を考える地域フォーラム開催 ~ヒグマの性質・生態を理解し、適切な向き合い方を考える~
2024年02月20日
東海大学[札幌キャンパス]北海道地域研究センターでは、2月25日(日)13:00より、「地域フォーラム となりのヒグマとどう向き合う?」を開催いたします。
近年、本キャンパス周辺の南沢地区や中ノ沢地区でヒグマの出没が急増し、2020年には南沢地区に、2023年にはキャンパス内に出没したヒグマが駆除されました。ヒグマとの遭遇が甚大な被害をもたらすことは明らかです。そのような不幸な事態を招かないためにも、この地域で暮らす住民には、ヒグマの出没をできる限り防ぎ、万が一の出没時には適切に対応できるようになることが求められます。
その第一歩として、ヒグマの性質や生態を正しく理解し、ヒグマとどう共存すべきかを地域住民の皆さまと共に考え学ぶ場として企画したのが今回の地域フォーラムです。当日は、ヒグマの会副会長の山本牧氏から「ヒトとヒグマの最前線」と題して、また、札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課熊対策調整担当係長の清尾崇氏から「札幌市のヒグマ~現状と対策~」と題して、それぞれお話しいただきます。さらに、参加者の皆さんから質問をお寄せいただき、山本氏、清尾氏にお答えいただく時間も設ける予定です。
本学では、総合大学としてのさまざまなリソースを生かし、集いと交流の場を創出することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えております。今回のフォーラムも、そうした取り組みの一環に位置付けられます。
<東海大学北海道地域研究センターについて>
地域の自然環境や社会活動に関する学際的・先端的な研究を展開し、地域社会及び国際社会に研究成果を還元することを目的として、東海大学札幌キャンパスに2022年4月に設立されました。今回の地域フォーラムは、当研究センターの2023年度採択課題「東海大学札幌キャンパス周辺の野生動物との共生を考える−大学の森に生息するヒグマとの軋轢を避けるために−」(東海大学生物学部生物学科教授 河合久仁子、東海大学国際文化学部地域創造学科教授 内山幸子)の一環として行われるものです。
■実施概要
日時 |
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2024年2月25日(日)13:00~16:00 |
会場 |
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東海大学札幌キャンパス 国際交流会館1階マルチメディアホール (札幌市南区南沢5条1-1-1) |
講演者 |
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ヒグマの会副会長 山本 牧氏 札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課熊対策調整担当係長 清尾 崇氏 |
参加者 |
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地域住民の皆さま |
主催 |
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東海大学北海道地域研究センター |
■当日スケジュール
13:00~ |
開会の挨拶 |
13:05~ |
フォーラム開催の背景・経緯の説明 |
13:20~ |
講演/山本 牧氏「ヒトとヒグマの最前線」 |
14:10~ |
講演/清尾 崇氏「札幌市のヒグマ~現状と対策~」 |
14:50~ |
休憩、ヒグマに関するパネルや頭骨等の展示 |
15:05~ |
質問コーナー |
15:55~ |
閉会の挨拶 |
以上
<本件に関するお問い合わせ>
東海大学 ウチムラカンゾウカレッジ札幌オフィス 広報担当:鈴木
TEL.011-571-5111(代表)