脳卒中・心臓病の市民公開講座 ~神奈川の脳卒中・心臓病トップリーダー医がわかりやすく解説~

2024年01月05日

 東海大学医学部付属病院では、1月20日(土)15:00より、松前記念講堂を会場に「脳卒中・心臓病」に関する市民公開講座を開講いたします。

 

 脳卒中は脳の血管が詰まったり破れたりすることによって脳が障害を受ける病気で、代表的なものでは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などがあります。また、心臓病の代表例としては、狭心症、心筋梗塞などが挙げられます。こうした病気はどれも、「血管の病気」と言えます。加齢で動脈が固くなったり、内側にさまざまな物質が沈着したりすることで血流が滞る動脈硬化によって血栓ができ、血管が詰まったり、流れが悪くなることが大きな原因で、それが脳で起これば脳卒中、心臓で起これば心臓病です。動脈硬化の主な危険因子は高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙で、治療法としてはまず食事療法、運動療法、薬物療法などが選択されます。

 

厚生労働省の「脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業」に採択され、神奈川県と連携して実施する本講座は、県内の脳卒中および心臓病治療のトップリーダー医が、これらの病気の動向や最新の治療法、予防法について市民の皆さんに情報提供することを目的として実施するものです。心臓病を扱う第一部では、心不全、心筋梗塞、外科治療、心臓リハビリテーションについて、脳卒中を扱う第二部では、脳出血、くも膜下出血、血管内治療について、それぞれ専門医がわかりやすく解説します。

※厚生労働省「脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業」 https://www.mhlw.go.jp/content/10905000/001102826.pdf

 

当病院では、こうした講座をとおして、さまざまな知見や研究成果の社会還元に努め、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。

 

 

 

 ■開催概要

日時

2024年1月20日(土)15:00~17:10(受付14:30~)

会場

東海大学伊勢原キャンパス 松前記念講堂(神奈川県伊勢原市下糟屋143)

対象

一般の方(参加無料)

定員

現地参加100名、WEB参加500名

参加方法

現地参加(事前申込不要)、WEB参加(下記URLよりお申し込みください)

申込方法

【WEB参加の場合のみ】

https://docs.google.com/forms/d/1pFkR7RjfUtkt2SUspHMNHLSNtBuxGXFkSmXFpg3Ho5A/viewform?edit_requested=true

伊勢原講座1.png

※後日、メールにて当日の視聴用URLをご連絡いたします

※お預かりした個人情報は、本件以外の目的での使用はいたしません。また、本件終了後速やかに破棄いたします。

申込締切

【WEB参加の場合のみ】2024年1月19日(金)12:00

主催

東海大学脳卒中・心臓病等総合支援センター、東海大学

後援

神奈川県

 

■プログラム

開会挨拶

東海大学医学部付属病院 渡辺雅彦病院長

第一部

■心臓病

座長

東海大学心臓血管外科 長泰則教授

東海大学循環器内科 吉岡公一郎教授

 

①    心不全

北里大学循環器内科 阿古潤哉教授

②    心筋梗塞

東海大学循環器内科 伊苅裕二教授

③    外科治療

川崎幸病院心臓血管外科 高梨秀一郎部長

④    心臓リハビリテーション

聖マリアンナ医科大学循環器内科 明石嘉浩教授

 

第二部

■脳卒中

座長

東海大学脳神経外科 反町隆俊教授

東海大学脳神経内科 永田栄一郎教授

 

①       身に着けたい!「脳卒中にならない、なっても助かる方法とは」

新百合ケ丘総合病院脳卒中センター長、聖マリアンナ医科大学脳神経内科

長谷川泰弘特任教授

②       脳出血 クモ膜下出血 血管内治療

昭和大学横浜市北部病院脳血管センター長、寺田友昭特任教授

閉会挨拶

東海大学脳卒中・心臓病総合支援センター代表

-

<本件に関するお問い合わせ・一般の方からのお問い合わせ>

東海大学 脳卒中・心臓病総合支援センター

TEL:0463-93-1121(代表)

一覧へ戻る