阿蘇援農コミュニティープロジェクト 人手不足の農家を学生プロジェクトが支援 ~農業の現場でしか得られない生きた学び 援農活動を本格再開~

2023年08月28日

東海大学[阿蘇くまもと臨空キャンパス](所在地:熊本県上益城郡益城町杉堂871−12、学長:松前 義昭〔まつまえ よしあき〕)の学生プロジェクト「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」では、9月2日(土)・3日(日)の二日間、メンバーたちが阿蘇郡産山村の農家や牧場を訪ね、現地に滞在しながら農作業を手伝う中で、実践的な知識や技術を直接肌で感じながら学ぶ「援農活動」を実施いたします。

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▲昨年の援農活動の様子

新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行され、本格的な再開となる今回の活動では、産山村にある4軒の農家を訪問し、花苗の植え替え、間引き、種まきなどの管理作業、ホウレンソウの収穫、トマトの芽かきといった農作業を支援します。また、酪農での搾乳や牛舎の掃除といった作業の支援も予定しています。

支援活動での農家の皆さんとの交流をとおして、学生たちは人手不足問題の解決策などについても考えます。

 

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。学生によるこうした取り組みも、本学の考えを体現するものです。

 

■実施概要

日程

9月2日(土)・3日(日)

※作業時間帯や訪問先農家の詳細などにつきましてはお問い合わせください

場所

産山村の農家4軒(詳細はお問い合わせください)、

株式会社カミチクファーム阿蘇産山農場(熊本県阿蘇郡産山村大字山鹿2097-3)

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▲カミチクファーム阿蘇産山農場地図

参加者

本学スチューデントアチーブメントセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」の学生7名(予定)

内容

花苗の管理作業(植え替え、間引き、種まきなど)、ホウレンソウの収穫などの農作業、牛舎の掃除や搾乳などの酪農作業

 

■東海大学スチューデントアチーブメントセンターについて

東海大学スチューデントアチーブメントセンターは、社会で活躍するために必要となる「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を身に付けるための場を学生たちに提供しています。学部・学科を超えた多くの学生が集まってプロジェクト活動を推進したり、スチューデントアチーブメントセンター科目を履修したりするなどの学びを通じて、これらの「4つの力」を育成することを目指しています。同センターでは、学生たちの活動スペースを提供しているほか、プロジェクトに必要な機材などの費用を支援金として支給。また、専任の職員がプロジェクトコーディネーターとしてプロジェクトの進行状況を把握するとともに、学生からの相談への対応やプロジェクトを円滑に推進するための指導を行います。専門的知識を持った教員がアドバイザーとして指導・助言を行うことも大きな特徴です。

 

■東海大学スチューデントアチーブメントセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」とは

「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」は、農学部の学生が中心となり自主的に立ち上げた、本学スチューデントアチーブセンターの学生プロジェクトです。地域農業の実態を学びながら改善策を模索し、その活性化に貢献していくことを目的として2008年度から活動しています。16年の熊本地震後には、被災した農家の再建作業なども支援。17年には、こうした活動が評価され、「第6回食と農林漁業大学生アワード」(主催:農林水産省)にて「農林水産大臣賞」を受賞しました。

<この件に関するお問い合わせ>

東海大学 フェニックスカレッジ熊本オフィス

キャリア就職担当:髙橋(コーディネーター)

TEL. 096-386-2630(9:00~17:00)

E-mailts077857@tsc.u-tokai.ac.jp

 

 

 

 

 

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