「昆虫採集と標本の作り方」と「小舟に乗って矢形川で遊ぼう」 ~この日は脱スマホ・脱ゲーム!?水の郷・嘉島町の美しさに触れる自然体験~

2023年07月25日

▲昆虫クイズに手を挙げる子どもたち(昨年)
東海大学松前重義記念館では、小学生を対象に、屋外で楽しむ夏休みイベントとして、「昆虫採集と標本作り」(7月29日)と「矢形川の川下り」(8月6日)を実施いたします。

「昆虫採集と標本の作り方」では、東海大学農学部農学科の村田浩平教授が、トンボやカブトムシなど身近な昆虫の採集方法から標本の作り方までわかりやすくレクチャーしていきます。村田教授は昆虫生態学や応用昆虫学が専門で、阿蘇の草原に生息する絶滅危惧種のチョウ「オオルリシジミ」の保護・保全に関する研究にも取り組んでいます。

「小舟に乗って矢形川で遊ぼう」では、嘉島が水の郷と言われる所以となった清流・矢形川を約1キロにわたって小舟で下りながら魚やトンボなどを観察します。また、川下りの後は、水鉄砲を竹から手作りして遊ぶレクリエーションも行います。

東海大学では、総合学園としてのさまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。当館による今回の取り組みも、そうした東海大学の考え方を体現するものです。

■「昆虫採集と標本の作り方」実施概要
日時 : 2023年7月29日(土)9:30~12:00
会場 : 東海大学 松前重義記念館(上益城郡嘉島町大字上島字蔵園2571-1-3)
参加者 : 小学生80名(予定) ※参加者の募集はすでに終了しております。
講師 : 東海大学農学部農学科 教授 村田 浩平


■「小舟に乗って矢形川で遊ぼう」実施概要
日時 : 2023年8月6日(日)9:30~12:00
会場 : 矢形川
集合場所 : JAよかよかうまか生産物直売所とれたて市場 嘉島店横(上益城郡嘉島町北甘木2206)
参加者 : 小学生40名(予定)
講師 : 中郡愛好会

<松前重義記念館について>
松前重義記念館は、熊本県上益城郡嘉島町上島の緑川のほとりに建っていた、東海大学の創立者・松前重義の生家を移転し、地域における社会活動を目的として1988年4月に開館しました。剣道場や柔道場、ホールなどを有しており、地域の皆さんのスポーツ・文化活動施設として利用されています。特に柔道場では、青少年育成のため「松前柔道塾」が開設されています。2階は松前重義の少年時代からの歩みを綴った写真パネルやゆかりの品々が展示され、その足跡を偲ぶことができます。
生家は明治10年の西南戦争の後に建てられたもので、細川藩武家屋敷づくりの文化財的建物です。松前が少年時代を過ごした勉強部屋などもそのまま復元されており、廊下の壁には松前の少年時代の落書きも残っています。


<本件に関するお問い合わせ>
東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス 担当:佐藤・伊藤
TEL:096-382-1141(代表)/FAX:096-381-7956
Email:kumajimu@tokai.ac.jp

▲矢形川の川下りの様子(昨年)
<案内図>

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