東海大学付属静岡翔洋高等学校中等部では、6月9日（金）13:30より、本校の全生徒を対象に「薬学講座」を実施いたします。

若者の間に薬物の乱用が広がっており、特に大麻の使用で検挙される数が増加傾向です。厚生労働省の調べ※では、2021年の検挙者総数の約7割が30歳未満となっています。また、「初めて大麻を使用した動機」を聞くアンケートでは、20歳未満の約6割が「好奇心・興味本位」からと答えています。そこで本校では、生徒たちに早い時期から薬物の危険性について正しい知識を身につけてもらおうと、この時期に全校生徒を対象として薬学講座を毎年実施しています。
※厚生労働省の啓発資料「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動パンフレット（一般啓発用）（令和4年度）」から引用

当日は、宮城薬局（清水区）の薬剤師・宮城規秋氏と清水警察署生活安全課少年サポートセンターの大森哲夫氏をお招きし、脱法ハーブなどの危険ドラッグや、大麻や覚せい剤などの違法薬物の乱用の実態とその弊害、さらには喫煙による健康被害などについて解説していただきます。また、宮城薬剤師には、家庭薬の正しい使用法などについてもお話しいただきます。

本校では、よりよい地域社会づくりに貢献しようと、地域との連携のもと、さまざまな取り組みを行っています。この「薬学講座」も、そうした取り組みの一環に位置付けられるものです。

■実施概要
日　時 ： 2023年6月9日（金）13:30～15:20
会場 ： 東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部 建学記念ホール（所在地：静岡市清水区折戸3-20-1）
講師 ： 宮城薬局 薬剤師　宮城 規秋氏　　清水警察署 生活安全課 少年サポートセンター　大森 哲夫氏
参加者 ： 本校1年生157名、2年生159名、3年生154名　計470名

＜この件に関するお問い合わせ＞
東海大学付属静岡翔洋高等学校中等部　担当：込山典寿
TEL.054-334-1851／FAX.054-334-0827