東海大学スチューデントアチーブメントセンター「病院ボランティアプロジェクト」 アルコール消毒の有効性伝える絵本を企画 小児科病院などへ寄贈

2023年03月22日

 東海大学[湘南校舎]スチューデントアチーブメントセンターの学生プロジェクト「病院ボランティアプロジェクト」では、小児科病棟や幼稚園、保育園などへの寄贈を目的とした創作絵本『アルコールマン』(A4判カラー、18ページ)の制作を20225月から開始し、9カ月の制作期間を経てこのほど完成いたしました。

 

 シリーズ9作目となる絵本のテーマは「アルコール消毒」です。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、手指をアルコール消毒する機会が増えたことを踏まえて学生たちは、子どもたちが正しい知識を身につけて、健康に過ごせるようにと今回のテーマを設定しました。絵本内では架空のヒーロー「アルコールマン」が子どもたちに、▽アルコール消毒にはどんな意味があるのか▽なぜウイルスに対して有効なのか――を、イラストを使ってわかりやすく伝えています。

 

 同プロジェクトでは318日(土)以降、本学付属本田記念幼稚園をはじめ、伊勢原市、厚木市、平塚市などの幼稚園・保育園のほか、小児科のある神奈川県内の公立病院など9施設・機関へ同絵本計60冊を順次発送しています。制作責任者を務める加藤光紀さん(文化社会学部心理・社会学科4年次生)は今回の制作・寄贈を振り返り、次のようにコメントしています。「私たちにとって日常的なものとなった「アルコール消毒」という習慣の意義をこどもたちに正しく伝えることで、習慣の形骸化という問題を解決したいと思い、制作活動に着手いたしました。

この度、制作・寄贈にご協力いただきました方々、誠にありがとうございました」。

 

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。学生たちによるこうした活動も、本学の考え方を体現するものです。

■新作絵本『アルコールマン』概要

版型

A4判カラー 18ページ

発行部数

60冊

制作責任者

加藤 光紀(本学文化社会学部心理・社会学科 4年次生)

イラスト

岩瀬 未佳(本学教養学部芸術学科デザイン学課程 2年次生)

寄贈先

認定こども園 東海大学付属本田記念幼稚園、厚木たちばな幼稚園、神奈川県立こども医療センター、小田原市立病院など(9施設・機関)

制作協力

: 

池村 明生教授(本学教養学部芸術学科)

制作

本学スチューデントアチーブメントセンター 病院ボランティアプロジェクト

 

<本件に関するお問い合わせ>

東海大学スチューデントアチーブメントセンター 担当:村井・正木

TEL.0463-50-2504(直)

 

▲新作絵本『アルコールマン』

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