農ある仲間 土ほぐす福幸プロジェクト~みんなで創る学びのフィールド~ プロジェクト完結 復興のシンボル「福幸ヒマワリ」の収穫

2022年11月07日

東海大学[熊本キャンパス]では、11月12日(土)9:40から、2023年4月に開設予定の阿蘇くまもと臨空校舎(以下、臨空校舎)農学部圃場において、「農ある仲間 土ほぐす福幸プロジェクト」の学生メンバーと教職員などによるヒマワリの収穫作業を実施いたします。

熊本地震で被災した阿蘇キャンパスに代わる新しい学びの拠点となる臨空校舎。本プロジェクトは、その新たな学びのフィールドをみんなで力を合わせて創りあげようと2020年度から始まりました。活動の最終年度となる今年7月には、同プロジェクトの学生たちと教職員、南阿蘇村役場の方、南阿蘇村黒川地区の住民の皆さんなど合わせて約30人がヒマワリの種1,000粒をまきました。9月末には一斉に開花し、満開を迎えたヒマワリ畑では花見の会を実施して記念撮影も行われました。

花言葉の「あなたを幸福にする」と、震災からの「復興」を掛けて、「福幸ヒマワリ」と名付けられた臨空校舎のヒマワリ。今回は枯れたヒマワリを刈り取り、順調に生育した種を収穫します。さらに、採取した種からはヒマワリ油を精製し「福幸の種」の名称で製品化する予定です。茎などの製品にならない部分は本学阿蘇実習フィールドで飼育している家畜の冬季サイレージ※として活用します。なお、4年次生にとっては最後の活動となり、これをもってプロジェクトは完結します。 ※サイレージ:青刈りした飼料作物をサイロなどで乳酸発酵させた家畜用のエサ

本学では、さまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回の取り組みもそうした本学の考えを体現するものです。

■「福幸ヒマワリの収穫」実施概要
日時 : 2022年11月12日(土)9:40~12:00 ※予備日11月19日(土)※雨天の場合は、前日午後4時に実施の有無を判断いたします
会場 : 東海大学宇宙情報センターに隣接する圃場(ヒマワリ畑<約20アール>)住所/上益城郡益城町杉堂871-12
参加者 : 本学学生および教職員(約30名)
内容 : 7月に播種したヒマワリの収穫

<本件に関するお問い合わせ>
東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス 入試広報担当
TEL.096-386-2608(直通)

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