農ある仲間 土ほぐす福幸プロジェクト~みんなで創る学びのフィールド~ 熊本地震からの復興のシンボルに!「福幸ヒマワリ」の種まきを実施

2022年07月22日

東海大学[熊本キャンパス]では、7月29日(金)10:00から、2023年4月に開設予定の阿蘇くまもと臨空校舎(以下、臨空校舎)圃場において、「農ある仲間 土ほぐす福幸プロジェクト」の学生メンバーと教職員、南阿蘇村の方、黒川地区住民の皆さんによる「ヒマワリの種まき」を実施いたします。

熊本地震で被災した阿蘇キャンパスに代わり、農学部と大学院農学研究科の学びの拠点となるのが臨空校舎です。本プロジェクトは、その新たな学びのフィールドをみんなで力を合わせて創りあげようと、2020年度から始まりました。臨空校舎開設前に卒業していく現在の4年次生にも、思い出となる体験をしてもらえたらとの思いも込めています。
本プロジェクトで熊本地震からの復興のシンボルに位置付けているのが「ヒマワリ」です。花言葉である「あなたを幸福にする」の「幸福」と震災からの「復興」を掛け「福幸ヒマワリ」と名付けました。本プロジェクトの期限は、臨空校舎が完成する来年3月までのため、本年度の活動がプロジェクトの集大成となります。

今回の種まきでは、学生と教職員、南阿蘇村の方、南阿蘇村黒川地区の住民の皆さんなど、合わせて約30人が参加し、約20アールの圃場に10,000粒の種をまきます。順調に生育すれば9月下旬頃には一斉に花を咲かせ、11月には種を収穫できる予定です。また例年、収穫した種から搾った油を「福幸の種」の名称で製品化しており、今年もヒマワリ油の精製を予定しています。

本学では、総合学園としてのさまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回の取り組みもそうした本学の考え方を体現するものです。

■「福幸ヒマワリ」の種まき 実施概要
日時:2022年7月29日(金)10:00~12:00
※雨天の場合は、8月1日(月)の同時刻に実施します。
会場:東海大学宇宙情報センターに隣接する圃場(ヒマワリ畑<約20アール>)
住所/上益城郡益城町杉堂871-12
参加者(予定):本学学生(約10人)および教職員(約20人)、地域住民の皆さん(4人)
内容:東海大学阿蘇くまもと臨空校舎圃場でのヒマワリの種まき、野芝植え
備考:ヒマワリの生育過程は、東海大学農学部公式Facebookにてご覧いただけます。(https://ja-jp.facebook.com/TokaiUniversityAgriculture.Official/)

■「農ある仲間、土ほぐす福幸プロジェクト~みんなで創る学びのフィールド~」について
熊本キャンパス教育活性化プロジェクト「アグリ実学スキルアップ支援プログラムの一環で、農学部と大学院農学研究科の新しい学びのフィールドとなる阿蘇くまもと臨空校舎を、学生と教職員、地域住民が一体となって構築することを目指すプロジェクト。

■「アグリ実学スキルアップ支援プログラム」(略称:アグラップ)
授業や実習に加えて、さらに実践的な技術・知識を身につけたい学生を対象に、農学教育実習センターの技術職員らから、作物栽培、動物飼育、食品加工、農業機械の安全な操作法などについて学ぶほか、一般市民を対象とした講習会の助手を務めるなど、自由選択で参加できる本学独自の教育プログラム。農学部生を中心に熊本キャンパスの多数の学生が参加。

<本件に関するお問い合わせ>
東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス 入試広報担当
TEL.096-386-2608(直通)FAX.096-386-2765

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