「届けよう、服のチカラ」プロジェクト ユニクロ社員が本校で出張授業 ~古着寄贈による難民支援の取り組みを学ぶ~

2022年07月13日

東海大学付属静岡翔洋高等学校では、7月16日(土)8:55より、本校が今年度から参加する株式会社ファーストリテイリングの学習プログラム「届けよう、服のチカラ」プロジェクトの一環として、1年生80名を対象に同社社員による出張授業を実施していただきます。

ユニクロ・GUをグローバル展開する同社は、全国の店舗で集めたリサイクル商品を難民キャンプなどに届ける活動を2007年から始めました。すでに3,500万点以上の衣服が48カ国に配布されています。こうした取り組みが評価され、2011年にはアジアの企業として初めて国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とグローバルパートナーシップ協定を締結しました。

この協定に基づき、同社では未来を担う若い世代を育成しようと、全国の小・中・高校生を対象とした児童・生徒参加型学習プログラム「届けよう、服のチカラ」プロジェクトをUNHCRと協働で実施しています。同プロジェクトでは、子どもたちが主体となって校内や地域で着なくなった子ども服を回収し、難民キャンプなどに届けています。2013年から2021年までの9年間で計2,817校、30万名以上の児童・生徒が参加しました。

本校では、今年度から同プロジェクトに参加します。今回はそのスタートとして、同社本部グローバル人事部の中戸華奈子氏をお招きして、SDGs(Sustainable Development Goals)の概要やリサイクルの意義、回収した衣服の活用法などについて解説していただき、服にはどのようなチカラがあるのかを考えます。

本校は2015年度から毎週土曜日、国語・社会・英語・体育・美術などから生徒が自由に教科を選び、教科書を使わずに行う授業「土曜講座(サタデーセミナー)」を実施しています。この土曜講座では、地元企業の方やスポーツ選手なども講師にお招きし、多様な人材との対話をとおした生きたコミュニケーションから学ぶ授業を実践しています。今回の出張授業は、この土曜講座の一環として実施するものです。

■「届けよう、服のチカラ」プロジェクト 出張授業の実施概要
日時 : 2022年7月16日(土)8:55~10:10/10:25~11:40 ※2回とも同様の内容で実施
会場 : 東海大学付属静岡翔洋高等学校 6階 1年11組教室(静岡市清水区折戸3-20-1)
講師 : 株式会社ファーストリテイリング 本部グローバル人事部 中戸華奈子氏
対象 : 東海大学付属静岡翔洋高等学校1年生80名(2クラス40名ずつ)、教員2名ほか
講義内容 : SDGs(Sustainable Development Goals)の概要、リサイクルの意義、回収した衣服の活用法、株式会社ファーストリテイリングによる衣服のリサイクル活動などについて講義

<この件に関するお問い合わせ>
東海大学付属静岡翔洋高等学校 担当:小曽根(おぞね)
TEL.054-334-0726/FAX.054-334-0827


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