教職員が現職刑事から若者の大麻汚染について学ぶ研修会を実施

2022年07月07日

東海大学静岡キャンパスでは、若者の間で拡大する大麻の乱用を未然に防止するため、本学教職員が現職の刑事から学生指導の具体的な方法を学ぶ研修会を7月13日(水)に実施いたします。

「学生の大麻所持や不審な挙動に遭遇した際には、どう対応すればいいの?」「学生が安易に大麻に手を出さないよう、日常的にどんな指導を行ったらいいの?」————。そうした疑問に答えていただくのは、いくつもの薬物事犯の捜査で指揮を執ってきた清水警察署刑事課第二課長の石川洋行警部です。
静岡県警察によると、2020年の県内の大麻事犯の検挙者数は覚醒剤事犯に次いで多い163 人で、2014 年の 56 人から6年連続で増加しています。さらに、大麻事犯全体の検挙者数に占める10代・20 代の割合は 67.5%と高くなっており、若者の間での大麻汚染の現状が浮き彫りとなっています。
※静岡県警察ホームページ「令和3年度 静岡県薬物乱用対策推進方針(令和3年)」を参照

この研修会は、教職員の能力開発と資質向上を図る活動の一環として実施するもので、学生が薬物によるトラブルに巻き込まれることなく健全なキャンパスライフを送れるようにと企画されました。

本学では地域との連携のもと、よりよい地域社会づくりに貢献すべく、さまざまな活動を実践しています。地域の警察署と連携した犯罪のない安心・安全な街づくりを目指して実施する本研修会も、そうした活動の一環として挙げられるものです。

■大麻汚染拡大に関する研修会の概要
日時 : 2022年7月13日(水)18:00~18:30
会場 : 東海大学静岡キャンパス1号館2階大会議室(所在地:清水区折戸3-20-1)
講師 : 静岡県清水警察署刑事課第二課長 石川洋行警部
講演内容
・大麻の危険性
・大麻所持もしくは挙動不審な学生がいた場合の教員の対応
・学生から相談を受けた場合の教員の対応
・学生に対する教育をどう行うか など
対象 : 本学教職員 約100名(予定)※数名の教職員以外は会場外でTeamsを利用して視聴します

<本件に関するお問い合わせ>
東海大学スルガベイカレッジ静岡オフィス
企画・広報担当:山本、逆井、白川
TEL.054-337-0144

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