「石垣島海底遺跡ライブ見学会」を開催~石垣島の高校生が水中ロボで撮影する海底遺跡のライブ映像を大阪で公開~

2017年11月15日

東海大学海洋学部では、11月18日(土)、沖縄県・石垣島在住の高校生を対象とした、水中ロボットを操作して同島の沖合にある海底遺跡を観察する「第5回水中ロボットを利用した水中文化遺産教室」の開催に合わせ、そのライブ映像を大阪の会場で公開する「石垣島海底遺跡ライブ見学会」を実施いたします。なお、この試みは、VisLab OSAKA、大阪電気通信大学との共同で行うものです。

大阪会場では、大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科の門林理恵子教授が、石垣島屋良部崎沖から送られてくる海底遺跡の中継映像を見ながら、ゲストの河南町教育委員会文化財担当の向井妙氏および奈良文化財研究所都城発掘調査部の浦蓉子氏らとともに現地との質疑応答も交えながら解説します。

石垣島で行われる「水中ロボットを利用した水中文化遺産教室」は、未来を担う高校生に水中文化遺産の重要性について学んでもらうとともに、石垣島における海洋環境保全と海洋資源開発の意義について考えてもらおうと企画されたものです。参加者は当日、本学部航海工学科海洋機械工学専攻の坂上憲光准教授(ロボット工学)と同学部海洋文明学科の木村淳講師(海洋考古学)、大阪府教育庁文化財保護課の中西裕見子氏とともに石垣島屋良部崎沖の水中文化遺産の上まで船で移動し、現地の高校生が「水中ロボット」を船上から操作しながら海底遺跡を撮影。海底に眠る壺や錨などを船上のモニター映像で確認します。その映像は大阪にもライブ配信され、大阪会場の皆様も石垣島の海底遺跡を楽しんでもらうことができます。

■「石垣島海底遺跡ライブ見学会」開催概要
日  時:2017年11月18日(土)①11:00~12:00 ②14:00~15:00 ※①、②は同じ内容です
申し込み:不要(入場無料)
場  所:グランフロント大阪 北館2階 ナレッジキャピタル アクティブスタジオ(所在地:大阪市北区大深町3-1)
内  容:石垣島在住の高校生が水中ロボットを使って撮影する石垣島屋良部崎沖海底遺跡の中継映像を公開。海底遺跡や水中文化遺産に関する解説、質疑応答など。
     ※撮影が行われる石垣島の天候などによって予定が変更になる場合があります。
講  師:大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科 門林理恵子教授
ゲ ス ト:河南町教育委員会文化財担当 向井妙氏、奈良文化財研究所都城発掘調査部 浦蓉子氏
主  催:東海大学、VisLab OSAKA、大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科
協  力:ナレッジキャピタル、石垣市教育委員会

■「第5回水中ロボットを利用した水中文化遺産教室」開催概要
日  時:2017年11月18日(土)8:30~16:00
場  所:石垣市屋良部崎沖の水中文化遺産
講  師:東海大学海洋学部航海工学科海洋機械工学専攻 准教授 坂上憲光
     東海大学海洋学部海洋文明学科 講師 木村淳
     大阪府教育庁文化財保護課 中西裕見子氏
対  象:石垣市在住の高校生(3名)
主  催:東海大学、VisLab OSAKA、大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科
協  力:ナレッジキャピタル、石垣市教育委員会

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp
水中ロボット「ケイちゃん」
石垣島屋良部崎沖の海底遺跡に眠る「鉄錨」

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