東海大学自然史博物館 展示「静岡の自然~山葵(わさび)~」開催中

2022年01月28日

東海大学海洋学部の自然史博物館では、4月3日(日)までの期間、静岡の自然の魅力を発信する企画展「静岡の自然~山葵(わさび)~」を開催しています。
静岡県はワサビ栽培発祥の地です。特に、日本三大ワサビの一つとも言われているのが有東木(静岡市葵区)のワサビです。有東木には、豊かな自然と磨き上げてきた技術により、「ワサビ田」という独特の景観が広がっています。東海大学海洋学部環境社会学科の竹内真一教授は、二次自然※の保全活動の一環としてワサビ田の研究にも携わってきました。

本企画展は、竹内教授による監修のもと、ワサビ栽培キットを使い数カ月にわたって育ててきた実際のワサビや、一般の方は見る機会が少ないワサビ田の風景映像資料やワサビ田の模型、ワサビの辛味のメカニズムや優れた効能などを解説するパネルなどを展示しています。
※人の手が加えられることによって維持されてきた自然

 当館では、総合大学である東海大学のさまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回の展示会もそうした考えを具現化するものです。

■「静岡の自然~山葵~」概要
会期 : 2022年1月22日(土)~4月3日(日)
※ワサビ栽培システムの展示は2月14日(月)まで
※一部展示の追加入れ替えを行います
開館時間 : 9:00~17:00(最終入館時間16:30)
会場 : 東海大学海洋学部博物館 自然史博物館(静岡県静岡市清水区三保2389)
入館料 : 【自然史博物館】
大人(高校生以上)1,000円、小人(4歳以上)500円、
シニア(65歳以上)割引500円
※海洋科学博物館とセットになった共通券も販売しています
休館 : 毎週火曜日(春休み期間:3月22日、29日は営業)

■「静岡の自然~山葵~」展示内容
展示内容 : ワサビ栽培システムの展示
ワサビ栽培システム解説パネルの展示
ワサビ・ワサビ栽培についてのパネルの展示
ワサビ田の映像資料放映
ワサビ田の模型の展示
研究紹介パネルの展示

<この件に関するお問い合わせ>
東海大学海洋学部博物館
担当:杉林・手塚・青木
TEL. 054-334-2385


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