落語家 春風亭昇太氏 東海大学 客員教授就任のお知らせ

2021年10月05日

 
 東海大学では、10月1日(金)付で、春風亭昇太氏を客員教授に委嘱することを決定いたしました。また、今般の客員教授就任に伴い、その委嘱式を10月5日(火)10:30より、本学高輪キャンパスで山田清志学長が委嘱状を授与いたします。
 春風亭昇太氏は、東海大学付属静岡翔洋高等学校(当時:東海大学第一高等学校)を卒業後、1978年に東海大学文学部に入学しました。入学後は、落語研究部に入部し、在学中は数々の学生タイトルを受賞。その後、春風亭柳昇師匠に弟子入りし、NHK新人演芸コンクール優秀賞、第55回文化庁芸術祭(演芸部門)大賞などを受賞。2016年からは日本テレビ「笑点」の6代目司会者を務めています。
 
 本学では、春風亭昇太氏の長年にわたる落語家としての活動のほか、中世城郭に関する著書を出版するなど日本文化に造詣が深いこともあり、このような実績を基に大学へ貢献していただくことを期待し、同氏の出身地・静岡市にキャンパスがある本学海洋学部客員教授への就任を要請しました。来る11月22日(月)には、本学清水キャンパスにて客員教授就任記念「特別公開授業」を行う予定です。

■客員教授就任趣旨
落語は、日本の伝統芸能であり、現在においても話術をもって芸術の域に達しています。この落語界をリードする春風亭昇太氏は、公益財団法人落語芸術協会会長を務めるなど、その文化活動は高く評価されています。さらに出身地である静岡市の観光親善大使を務め、地域振興においても著作、講演等でその成果を発表されています。これに加え城郭研究の分野では高く評価されており、専門家との共著の実績があります。本学海洋学部では、海洋文明学科において日本固有の文化などを研究・教育しており、2022年4月に新設する人文学部では学部学科の教育に「クリエイティヴ・カルチャー」分野を設け、教育研究の柱の一つとして位置付けています。

現在の海洋学部海洋文明学科から人文学部への円滑な移行、教育効果を踏まえ、同氏の実績は客員教授として十分に相応しいものだと考えております。

■春風亭昇太氏略歴(春風亭昇太オフィシャルサイトより抜粋)
1959年12月9日 生まれ(満61歳)。静岡県静岡市清水区(旧・清水市)出身。血液型O型。公益社団法人落語芸術協会 会長。趣味は、城郭見学、浮世絵、旅行。
1978年 東海大学文学部入学、1982年 春風亭柳昇に入門 前座名「昇八」、1986年 二ツ目昇進「春風亭昇太」襲名。1989年 NHK新人演芸コンクール優秀賞受賞、1992年 真打ち昇進、1999年 国立演芸場主催花形演芸大賞金賞受賞、2000年 国立演芸場主催花形演芸大賞大賞受賞、第55回文化庁芸術祭(演芸部門)大賞受賞、2006年 日本テレビ「笑点」大喜利メンバー、2016年 日本テレビ「笑点」6代目司会者就任

■本件に関するお問い合わせ
東海大学スルガベイカレッジ静岡オフィス  企画・広報担当:山本、柴田、逆井
TEL.054-337-0144

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