熊本地震 復興のシンボル「福幸ヒマワリ」の種まきを実施

2021年07月20日

 東海大学では、来る7月29日(木)13:30から、2023年開設予定の臨空校舎圃場において、本学の学生と教職員によるヒマワリの種まきと野芝植えを実施いたします。

 本活動は、「農ある仲間、土ほぐす福幸プロジェクト~みんなで創る学びのフィールド~」の一環として行われるもので、今回が2回目の実施となります。熊本地震で被災した阿蘇キャンパスに代わる、農学部と大学院農学研究科の新しい学びの拠点・臨空校舎。その圃場に今年も農学部の学生と教職員が協力してヒマワリの種をまきます。本学農学部には開設当初から、学生と教職員が一体となって学びの場を創出する伝統があります。本活動もそうした伝統を参加者全員が実感できるようにとの願いで企画されました。また、臨空校舎の開設前に卒業していく現在の3・4年次生にも、思い出となる体験をしてもらいたいとの思いもあります。
昨年収穫したヒマワリの種は、実習の授業で栽培したエゴマと合わせて搾油し、製品としてプロジェクトに参加した卒業生に贈りました。

 種まき当日は、本学九州キャンパスの学生と教職員合わせて約50名が、約20アールの圃場に「福幸ヒマワリ」の種をまきます。また、圃場を囲む斜面への野芝植えも併せて実施します。

 今回、種をまいたヒマワリは、順調に生育すれば9月下旬頃には約3,000本が花を咲かせる予定です※。プロジェクト名にある“福幸”には、震災からの復興と、ヒマワリの花言葉「あなたを幸福にする」という2つの思いが込められています。
※ヒマワリの生育過程は、東海大学農学部公式Facebookにてご覧いただけます。
https://ja-jp.facebook.com/TokaiUniversityAgriculture.Official/

 本学では、さまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回の取り組みもそうした本学の考え方を体現するものです。

 つきましては、次頁の概要にて実施いたしますので、ご取材いただければ幸甚です。ご検討のほど、宜しくお願いいたします。

※誠に恐縮ではございますが、ご取材いただける場合は、諸準備の関係上、事前に下記担当者までご一報いただけますと幸いです。ご取材の際は、新型コロナウイルス感染予防のため、マスクの着用をお願いいたします。

■「福幸ヒマワリ」の種まき 実施概要
日 時:2021年7月29日(木)13:30~15:30
※報道受付は13:00より現地にて
※雨天の場合は、翌30日(金)の同時刻に実施します。
会 場:東海大学宇宙情報センターに隣接する圃場(ヒマワリ畑<約20アール>)
住所/上益城郡益城町杉堂871-12
参加者:本学学生および教職員(計 約50名)
内 容:臨空校舎圃場でのヒマワリの種まき、野芝植え

■「農ある仲間、土ほぐす福幸プロジェクト~みんなで創る学びのフィールド~」について
九州キャンパス教育活性化プロジェクト「アグリ実学スキルアップ支援プログラム(※)の一環で、農学部と大学院農学研究科の新しい学びのフィールドとなる臨空校舎を、九州キャンパスの学生と教職員、地域住民が一体となって構築することを目指すプロジェクト。

※「アグリ実学スキルアップ支援プログラム」(略称:アグラップ)…授業や実習に加えて、さらに実践的な技術・知識を身につけたい学生を対象に、農学教育実習センターの技術職員らから、作物栽培、動物飼育、食品加工、農業機械の安全な操作法などについて学ぶほか、一般市民を対象とした講習会の助手を務めるなど、自由選択で参加できる本学独自の教育プログラム。農学部生を中心に九州キャンパスの多数の学生が参加。

■本件に関するお問い合わせ
東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス 入試広報担当
TEL.096-386-2608(直通)FAX.096-386-2765

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