留学生と日本人学生がランチタイムにオンライン交流会を実施

2021年06月23日

東海大学スチューデントアチーブメントセンターの学生プロジェクト「Tokai International Communication Club(以下TICC)」は、2021年5月より、本学湘南キャンパス別科日本語研修課程に在籍する留学生とのオンライン交流会を、毎週金曜日の昼食時に実施しています。

多文化共生社会の実現を目指して活動するTICCは、日本語を学ぶ留学生たちに、習得した日本語を実践的に活用してもらおうと、日本人学生と一緒にスポーツを楽しむイベント「Sports Festa」や、学食で一緒に昼食をとる「Communication Lunch」などの交流を継続して実施してきました。

しかし昨年度からは新型コロナウイルス感染症の影響により、活動はオンライン限定となりました。今年度も依然として多くの留学生が自宅や帰国先で過ごさざるを得ない状況が続き、中には入学後一度も日本に入国することなく授業に出席している学生もいます。そうした留学生の日本語会話力の低下や同世代の日本人とのコミュニケーション不足が懸念されます。

そこで、TICCは留学生の不安を解消するため、オンライン交流会を企画しました。同交流会では日本語の習熟度別に留学生を5つのグループに分け、1人の留学生に対してTICCのメンバーが2~3人で対応。昼食時の40分間に日本語に関するゲームやフリートークで盛り上がります。トルクメニスタン人の留学生は「同じ学科以外の友達も作ることが出来た。話していると楽しくて時間があっという間に過ぎる」と、またロシアから交流会に参加している留学生は「会話能力の習得だけでなく、東海大生の生活についても色々知ることが出来た」と話しています。

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい国際社会づくりに貢献したいと考えています。学生たちによるこうした活動も、本学の考え方を体現するものです。

つきましては、次頁の要項にて本交流会を実施しておりますので、ご取材をいただければ幸甚です。ご検討のほど、宜しくお願いいたします。

■実施概要
期 間:2021年5月7日(金)~7月16日(金)の期間の毎週金曜日
時 間:毎回12:40~13:20(40分間)
参加者:本学別科日本語研修課程に在籍中の留学生 約20名(中華人民共和国、大韓民国、台湾、タイ、アフガニスタン、トルクメニスタン、ロシアなど)「Tokai International Communication Club」メンバーの日本人学生(28名)
内 容:WEB会議システム「Teams」を使用したオンライン交流会
主 催:本学スチューデントアチーブメントセンター チャレンジプロジェクト「Tokai International Communication Club」

■スチューデントアチーブメントセンターの「チャレンジプロジェクト」とは
本学が育成する「社会的実践力」のベースとなる「4つの力(自ら考える力・集い力・挑み力・成し遂げ力)」を身につけることを目標に、学部・学科・学年・キャンパスの枠を超えた仲間が、1年を通して活動する取り組み。ものつくりから災害復興支援、地域活性化まで、社会に貢献することを目的に多くの分野で活躍しています。


■Tokai International Communication Clubについて
“多文化共生社会の実現”を達成目標に据え、留学生や地域に暮らす外国につながりのある方々への支援などを行う学生プロジェクト。留学生とのスポーツやレクリエーションをはじめ、秦野地域に暮らす外国につながりのある子どもたちへの学習支援活動や、地域の子どもたちを対象とした異文化理解ワークショップ、国際問題について考えるシンポジウムなど、年間をとおして活発な活動を展開しています。

■本件に関するお問い合わせ
東海大学スチューデントアチーブメントセンター
担当:佐野・村井・大塚
TEL.0463-50-2504(直通)  
E-mail:c-pr@tsc.u-tokai.ac.jp


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