オンラインセミナー「ファッションの『サスティナブル』って何だろう?」開催~ファッションを切り口に、さまざまな視点からサスティナブルの本質を考える~

2020年12月03日

東海大学では、12月5日(土)13:30より、オンラインセミナー「ファッションの『サスティナブル』って何だろう?」を開催いたします。

本セミナーは、国連がSDGsを掲げ、各国でさまざまな取り組みが進むなか、改めて「サスティナブル」の本質を考えようと、本学教養学部「SOHUMアースミュージアムプロジェクト」が主催するオンラインでのイベントです。

当日は持続可能性(Sustainability)に向き合う各種団体の方々に、「ファッション」を切り口にリレー形式でお話しいただくほか、「改めて考えたい『サスティナブル』の意味/『サスティナブル』で大切なことは何か?」をテーマに、学生も交えてのトークセッションを実施します。

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回のセミナーも本学のこうした考え方を体現するものです。

■開催概要
日 時 : 2020年12月5日(土)13:30~15:30
対 象 : 一般
実施方法: Zoom Webinarを利用したオンラインセミナー
参加方法: 事前申込制(以下URLまたはQRコードからリンクする参加申込フォームからお申し込みください)
申込締切: 12月3日(木)※申込完了者には前日にアクセス方法についてご案内いたします
参加費 : 無料(定員:450名・先着順)
主 催 : 東海大学教養学部(SOHUM アースミュージアム PROJECT)
共 催 : Textile Exchange

■ご参考
<Textile Exchangeと稲垣貢哉氏>
テキスタイルエクスチェンジは、“Preferred Fiber” すなわち、この地球にとって好ましい繊維素材、および繊維素材業界でリーダーとなる人を生み出すために活動する、グローバルな非営利団体です。
テキスタイルバリューチェーンにおける持続可能な実践が加速するよう人々を鼓舞し、基本的な考え方の普及啓発活動を行っています。世界の繊維産業の有害な悪影響を最小限に抑え、良い効果が広がることを団体のミッションとしています。
環境保護および回復、生活を向上させる世界的な繊維産業にする、という団体ビジョンを持っています。近年は、国連SDGsや気候変動問題の解決にも積極的に関与しています。
稲垣氏は、これまで大手企業での15年間のコットン原材料の生産管理・バイヤーとして活動、その後そうした経験に基づく問題意識により、世界の児童労働をなくすために活動する認定NPO法人 ACEと共に、コットン原産地の村の脱児童労働化を促進する活動や、多くの農薬を使用する農業から有機農業への移行を促進するプロジェクト「PeaceIndiaCotton」を始めました。近年では、2019年にNGO– M.S.I(Material Sustainable Institute)を設立し、日本市場への持続可能な繊維産業の普及促進に向けて、世界中を飛び回っています。テキスタイルエクスチェンジでは、アジア地域バサダーとして活動、さらにテキスタイルエクスチェンジのミッションとビジョンを実現すべく、日本の中高生とともに「やさしいせいふく」プロジェクトの創設に関わり、活動を展開しています。
出典: https://textileexchange.org/ より

<一般財団法人PBPCOTTON>
PEACE BY PEACE COTTON PROJECT とは、2008年に株式会社フェリシモではじまった循環型のプロジェクトです。インド産のオーガニックコットンを使用した製品に基金を付けて販売し、その基金を活用してインドの綿農家の有機農法への転換支援と、農家のこどもたちの就学・復学・奨学支援を行っています。
お気に入りのお洋服が、未来の地球の環境保全につながっている。サスティナブルな循環型社会を、着る人、売る人、作る人がみんなで 手をつないで実現していく、そんなビジョンを持ったプロジェクト団体です。
出典:https://pbpcotton.org/ より

<逗子フェアトレードタウンの会>
地域ぐるみでフェアトレードを普及することを目的とした世界的なネットワークが「フェアトレードタウン」です。日本国内には、現在6自治体が認定されていて、逗子市は2016年に国内3番目のフェアトレードタウンとなりました。
逗子では、世界の現状やフェアトレードについて学ぶための講座、ファッションショー、映画祭などを企画したり、市と共催で「フェアトレードフォーラム」を開催したりしています。2018年には、東海大学教養学部・逗子市と共催で、「逗子フェアトレード・フォーラム~SDGsと世界の子どもたち~」を開催しました。
出典:https://fttzushievent.wixsite.com/fttzushi
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/simin/kokusai/fairtradetown.html より

<「やさしいせいふく」プロジェクト>
笑顔が生まれる服づくりを世界中に浸透させることを最大の目的としたプロジェクトです。運営は中高生で構成され、支えてくれる大人達や基本理念に賛同した企業と繋がり、服を通して笑顔とやさしさをつくりだすことをミッションとしています。
ファストファッションが抱える社会問題や「やさしさ」のある服との付き合い方について、買う側の消費者一人一人が考える機会づくりも目的としています。大量生産・大量廃棄の現代社会において、服は消費するものではないという価値観を若い世代に発信することで、持続可能な社会の深化に貢献します。そのためのメインアイテムが学生服です。 同時に学生服のデメリットも解消していきたいと考えています。
出典:https://www.striketextile.org/ より

<東海大学教養学部SOHUM「アースミュージアム」プロジェクト>
「アースミュージアム」プロジェクト授業では、教養学部演習授業「人間学2」の1コースとして、環境・経済・社会のつながりやかかわり、地域や文化の価値を考えることを授業のねらいとして位置づけ、教育実践を展開してきました。特に、過度の商業的利益や経済的効率性追求といった点に対して批判的思考を持ち、一人一人が共に生きることができる公正な地球社会づくりへの具体的な参加について考え、行動する人を育てることを重要視しています。


■本件に関するお問い合わせ
東海大学 大学広報部企画広報課 担当:喜友名・佐藤・水谷
TEL. 0463-50-2402(直通)

■お申込みに関するお問い合わせ
東海大学教養学部人間環境学科 岩本 泰
TEL. 0463-58-1211(代)
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