東海大学では、全国的な新型コロナウイルスへの感染拡大状況に鑑み、すでに春学期の授業開始日を5月11日（月）に変更する旨を告示しておりましたが、この度、春学期についてはインターネットを活用した遠隔授業を実施することを決定いたしました。

遠隔授業では、本学独自の授業支援システムを活用して、教材の提供、出席確認、レポート提出、授業アンケートなどを行うほか、WEBビデオ会議システム「Zoom」「Teams」「Skype」等を利用し、教員と学生が双方向でディスカッションやチャット、資料の提示などを行います。

また、遠隔授業を受講するにあたってインターネット環境を整備する必要のある学生に対しては、一人あたり1万円を上限に遠隔授業支援金を拠出することを決定いたしました。支援金の対象となるのは、①インターネット回線の契約料等、②教材としてのNHKオンデマンド「まるごと見放題パック」の契約料等、③その他受講に必要な物品の購入費用――です。

　本学では、総合大学としてのリソースを余すところなく活用した教育・研究活動を推進しています。新型コロナウイルス感染症の影響により、キャンパスでの授業を行うことができない中、対面授業と変わらない教育の質を維持しようと試みる今回の遠隔授業の実施、ならびに学生のインターネット環境の整備支援は、本学のそうした考え方を体現する取り組みでもあります。


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