留学生と日本人学生が「もちつき」で国際交流~中国・タイ・ブルガリア・台湾・ロシアなどからの留学生が年の瀬の風物詩を体験~

2019年12月12日

▲昨年度の「もちつき大会」の様子
東海大学[湘南キャンパス]の学生プロジェクト「Tokai International Communication Club(以下:TICC)」では、来る2019年12月20日(金)17:00より、本学湘南キャンパス8号館1階テラスにて、本学で学ぶ留学生と日本人学生の交流促進を目的としたイベント「もちつき大会」を開催いたします。

本学には現在、41の国と地域から来日した990名の留学生が在籍し(2019年5月1日現在)、各学部や別科日本語研修課程(ⅰ)で学んでいます。しかし残念ながら、日本語研修課程に在籍する留学生たちの多くは、日本人学生との接点が少ないのが実情です。異文化理解促進や国際交流のためのイベントを企画・実施しているTICCは、そうした留学生たちに、伝統的な日本文化に触れながら、授業で習得した日本語を活用して日本人学生との交流を深めてもらおうと、日本の年末の伝統行事「もちつき大会」を企画しました。
(ⅰ)別科日本語研修課程:本学の学部・大学院に進学を希望する留学生のために開設している日本語の予備教育課程

当日は、中国・タイ・ブルガリア・台湾・ロシアなどから来日している留学生と日本人学生合わせて約80名が参加し、本格的な石臼と杵を使って一緒に餅つきを体験します。つきあがった餅は、その場できな粉、あんこ、黒糖、チーズ、ずんだ、しょうゆなどさまざまな味付けをして試食します。

訪日外国人観光客数は昨年度、過去最多の3000万人を超え(日本政府観光局調べ)、今年度は3300万人を超えるとも予測されています。そうした中、外国人を迎え入れる日本人の側にも自国の伝統や文化を理解し、正しく伝える技術が求められています。1,000名近くの留学生を受け入れている本学も、諸外国からの留学生と日本人学生が、集いと交流をとおして相互理解を深めるための機会の創出に取り組んでおり、「もちつき」 を一緒に楽しむ今回の学生によるイベントも、そうした活動の一環に位置付けられるものです。


■TICC主催「もちつき大会」開催概要
日時 : 2019年12月20日(金)17:00~18:00
会場 : 本学湘南キャンパス 8号館1階テラス(神奈川県平塚市北金目4-1-1)
     ※雨天の場合は同テラスの屋根の下で開催
参加者(予定): 本学湘南キャンパスに在籍する留学生(約40名)
         本学湘南キャンパスに在籍する日本人学生(約40名)
主催 : 東海大学チャレンジセンター「Tokai International Communication Club」


■当日のスケジュール
16:50 受付開始
17:05 餅つき 第1回スタート
17:20 食タイム①(きな粉・あんこ・黒蜜・しょうゆ・チーズ・ずんだなどをつけて試食)
17:30 餅つき 第2回スタート
17:45 試食タイム②( 同 )
18:00 写真撮影


■「Tokai International Communication Club(TICC)」について
「異文化理解」「学習支援」「国際交流」を3つの柱に、学部・学年を越えて活動する本学チャレンジセンターの学生プロジェクト。留学生とのスポーツやレクリエーションによる交流会、日本語を母国語としない子どもたちの学習サポート、異文化理解を深めるためのシンポジウムやワークショップの開催など、多文化共生社会を目指すさまざまな活動を、年間を通して行っています。


■本件に関するお問い合わせ
東海大学チャレンジセンター 担当:佐野・村井
TEL.0463-50-2504(直)

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