東海大学と北海道・東川町の包括連携協力に関する協定締結式を開催~本学名誉教授 織田憲嗣の知見を通じて本学と東川町の連携を強化~

2019年11月27日

東海大学では、北海道東川町との間で、教育、文化、産業、まちづくりなどの分野において相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的とした協定を締結いたします。これに伴い、来る11月29日(金)13:00より、東川町複合交流施設せんとぴゅあⅡにて、同協定の締結式を実施いたします。

「文化芸術都市」を目指す東川町のまちづくり施策には、本学名誉教授の織田憲嗣が深く関与しています。織田名誉教授は、北欧デザインへの造詣が深く、特に「椅子」や「日用雑貨」に関する世界でも著名な研究家の一人であり、東川町文化芸術コーディネーターとして「東川町デザインスクール」や各種デザインに関する展示や展覧会の運営にも携わっています。

本協定は、織田名誉教授を通じて東川町との交流を促進し、本学が推進する「QOL向上」(※)を実現するとともに、大学の原点でもあります「北欧諸国が有する文化や理念、価値観に対する嗜好の追求」を具体化し、国内外の地域社会が抱える課題解決に資する人材育成や教育・研究力の向上につなげていくものです

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。東川町との協定締結も、本学のそうした考えを体現する取り組みの一つです。

(※)本学におけるQOLは、人生の質のことを指し、人間や社会との関わり方について、人として望ましい思考や行動を涵養し、人生を幸福に送ることを意味します。また、ここで言う「幸福」とは、医療分野で用いられている健康保全などの専門的な意味にとどまらず、心身の健康のほか、良好な人間関係、教育研究環境の充実や快適な職場環境など、様々な観点から計られるものです。

■実施概要
日時 : 2019年11月29日(金)13:00~14:00(受付開始12:30~)
会場 : 東川町複合交流施設せんとぴゅあⅡ(上川郡東川町北町1丁目1-2)
出席者 : 東川町  町長 松岡 市郎
      東海大学 学長 山田 清志

■本件に関するお問い合わせ
東海大学 地域連携課 担当:池田・山口
TEL. 0463-50-2406/FAX. 0463-50-2034

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