プロの料理人から日本食・寿司の文化と技を肌で学ぶ「特別演習」を実施

2019年08月21日

▲昨年の実習の様子(上:日本食、下:寿司)
東海大学短期大学部では、来る8月27日(火)と28日(水)の2日間、プロの料理人から日本食や寿司の文化と技を学ぶ特別授業「2019年夏期特別演習」を実施いたします。

この特別演習は、栄養士や栄養教諭を目指す学生を対象に、地元食材への関心を高めるとともに、食に対する深い理解と調理法に関する知識・技術の習得につなげてもらおうと、毎年夏休み期間を利用して実施しているものです。

8月27日(火)は、食文化研究家で懐石料理「待月楼」店主の八木章夫氏を講師にお迎えし、日本の食文化と日本料理の特性についてご講演いただいた後、出汁の取り方など日本料理の基礎から本格的な懐石料理の料理法までを、実演を交えてご指導いただきます。

続く28日(水)は、県内の寿司店で腕を振るう約15名の寿司職人の皆さんを講師にお迎えします。寿司の歴史や種類についての解説と基本的な包丁の使い方などの指導に加え、熟練の繊細な包丁さばきも実演していただきます。また、学生たちは、寿司を握る実技にも挑戦。職人技で握られた寿司と学生たち自身が握った寿司を食べ比べ、その違いを考えます。

本学では、企業や団体をはじめ、地域の皆さまを講師にお招きし、対話による生きたコミュニケーションをとおして学生たちが学ぶ機会を積極的に創出しています。この特別演習も、そうした取り組みの一環に位置付けられるものです。

■実施概要
<日本料理の講義と懐石料理の調理実習>
日 時:8月27日(火)10:00~12:30
会 場:東海大学短期大学部 5号館4階 調理実習室
   (所在地:静岡市葵区宮前町101)
内 容:・和食の食文化と調理特性に関する講義
    ・調理技術の習得を目的とした調理実習・試食
講 師:食文化研究家・「待月楼」店主 八木 章夫〔やぎ のりお〕氏
参加者:本学食物栄養学科 学生 約40名(予定)

<鮨の歴史の講義と職人による握り鮨・巻き鮨、ハラン飾り等のデモンストレーション、握り鮨調理実習>
日 時:8月28日(水)10:00~12:30
会 場:東海大学短期大学部 5号館4階 調理実習室(所在地:静岡市葵区宮前町101)
内 容:・寿司の歴史に関する講義
    ・寿司職人による実演(握り鮨、巻き鮨、ハラン飾り)を見学
    ・寿司職人による指導のもと調理実習・試食(職人によるものとの食べ比べ)
講 師:静岡県鮨商生活衛生同業組合加盟の寿司職人の方(約15名)
参加者:本学食物栄養学科 学生 約40名(予定)

■この件に関するお問い合わせ
東海大学短期大学部 事務室 担当:佐野
TEL.054-261-6321(代)


昨年の実習における料理の一部(左:日本食、右:寿司)

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