望星ゼミナール 歴史シリーズ あの世と妖しの日本歴史 中世編 「北野天神縁起絵巻を読む」を開講

2019年08月09日

▲望星ゼミナールの案内チラシ
学校法人東海大学 望星学塾では、9月5日(木)・12日(木)・19日(木)・26日(木)・10月3日(木)の5日間、毎年好評の望星ゼミナール歴史シリーズ「あの世と妖しの日本歴史」の第6弾として、中世編「北野天神縁起絵巻を読む」を開講いたします。

現在では学問の神様・天神様として広く信仰されている菅原道真ですが、かつては、日本で最も有名な“怨霊”として怖れられていました。その道真の生涯と怨霊の祟り、北野社(現在の京都・北野天満宮)の創建とその霊験を絵画にしたのが「北野天神縁起絵巻」です。本講座では、日本中世史が専門で日本大学非常勤講師の渡邊 浩史〔わたなべ ひろちか〕氏を講師にお迎えし、国宝「北野天神縁起絵巻(承久本)」(京都・北野天満宮所蔵)を題材として、中世の人々が“あの世”をどう捉えていたのかを考えていきます。

まず、第1回と第2回(9月5日・12日)では、京都で産まれた道真が、学者として活躍する一方で政治家としても重用され、道真の出世を妬んだ政敵の策略によって配所で命を落とした無念の生涯を描いた第一巻~四巻を解読。第3回(9月19日)では、道真の死後、道真の祟りとされた、京都で相次いだ災いについて描かれた第五・六巻を紐解きます。続く第4回(9月26日)では、日蔵という僧侶の六道巡りと天神様として祀られた道真の霊験について描かれている第七・八巻を解説。そして最終回となる第5回(10月3日)では、鎌倉・荏柄天神社などでの現地見学会を予定しています。

望星学塾では、地域の生涯学習の場として、望星講座や望星ゼミナールをはじめとしたさまざまな講座や教室を開講し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を地域に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。

■本件に関するお問い合わせ・読者の皆様からのお問い合わせ
学校法人東海大学 望星学塾 担当:蓮見(はすみ)・井澤(いざわ)
TEL.0422-51-0161
※8月10日~18日は夏期一斉休業となるため、恐れ入りますがこの期間中のお問い合わせには
対応が出来かねますことを予めご了承賜りますようお願い申し上げます。

一覧へ戻る