東海大学生涯学習講座 「草原で育つあか牛のおいしさを知る」開講~「あか牛」を見て・学び・食べる!プロのシェフがうま味を引き出す調理法も伝授~

2019年07月22日

▲あか牛のステーキ(調理例)
 東海大学[九州キャンパス]では、来る7月28日(日)10:00より、東海大学阿蘇実習フィールドにて、本学教職員が講師を務める農学系の生涯学習講座「草原で育つあか牛のおいしさを知る」を開講いたします。

放牧に適し、飼育しやすいと言われる褐毛和種の和牛「あか牛」。その肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。本学農学部では、阿蘇の草原を有効利用してあか牛の放牧飼育を行い、純阿蘇産あか牛肉の生産にも取り組んでいます。本講座では、本学農学部応用動物科学科教授の岡本智伸(専門:草地生態学、農学部長)が講師を務め、草原で育てたあか牛が育む生態系や肉質の特徴など、食卓と地域社会を豊かにするあか牛について解説。また、実際に本学で飼育しているあか牛とその飼育風景の見学も予定しています。

さらに講座後半の実習では、農林水産省の料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞を、当時史上最年少で受賞(2011年)し、阿蘇地域の世界自然遺産認定の立役者でもある「リストランテ・ミヤモト」のオーナーシェフ・宮本健真氏が、本学産あか牛を使って、うま味を余すところなく引き出すプロの調理法を紹介し、全員で試食します。

本学九州キャンパスで実施する生涯学習講座は、本学農学部の知見を地域の皆さまに還元するとともに、集いと交流を通じた生涯学習の場を提供しようと、2012年度に開設しました。以降、農学部の教員と実習センターの技術職員が講師を務め、講義や実習を行っています。熊本地震以降、この生涯学習講座は熊本市内で開講してきましたが、2019年度は3月18日に本学阿蘇実習フィールド内に竣工した農学実習場を使用しています。

■東海大学 生涯学習講座「草原で育つあか牛のおいしさを知る」開講概要
日時 :7月28日(日)10:00~15:00(報道受付は、9:30より農学実習場Aにて)
会場 :東海大学阿蘇実習フィールド「農学実習場A」内の「実習室B」、牧場内※
    ※家畜防疫のため専用の作業着等の着用をお願いします。また、一週間以内に海外から帰られた方は入場できません。
参加者:中学生以上の方30名(予定)
講師 :講義/本学農学部応用動物科学科 教授・農学部長 岡本 智伸
    実習/「リストランテ・ミヤモト」オーナーシェフ 宮本 健真 氏
内容 :阿蘇の草原を有効利用して育てた純阿蘇産あか牛の生産の取り組みを中心に、草原の生態系にもたらすあか牛放牧のメリット、
    そして良質な肉質等について講義。あか牛の飼育風景の見学も予定。実習では、農林水産省「料理マスターズ」ブロンズ賞受賞者で、
    阿蘇地域の世界農業遺産認定の立役者でもあるリストランテ・ミヤモトのオーナーシェフ・宮本健真氏をお招きし、
    阿蘇の草原の草をたっぷり食べた本学産あか牛のうま味を引き出す料理法をご紹介いただき、できた料理を試食します。

■この件に関するお問い合わせ
東海大学 九州事務部 九州事務課 担当:熊本
TEL.096-382-1141/FAX.096-381-7956

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