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小柴昌俊氏、黒川清氏、内田裕久氏に本学特別栄誉教授の称号を授与
2019年02月18日
東海大学では、1月25日（金）、小柴昌俊氏（元本学理学部教授）、黒川清氏（元本学医学部長、学校法人東海大学評議員）、内田裕久氏（元本学副学長）の3名に、「特別栄誉教授」の称号を授与いたしました。「特別栄誉教授」は、学術文化や社会の発展に特に顕著な功績があり、本学園への貢献が期待される研究者に贈られる称号で、このほど新設されたものです。
小柴昌俊氏は、1987年3月に東京大学を退官後、同年8月に本学理学部教授に就任し、1997年3 月に本学を退職するまで、研究の傍ら学生の教育にも大きく貢献されました。退職後の2002年には、自身が設計を指導・監督したカミオカンデにより史上初めて自然に発生したニュートリノの観測に成功したことが称えられ、ノーベル物理学賞を受賞。翌2003年3月の本学学位授与式では卒業生に向けて「自分のやりたいことを早く見つけて専念して」と祝辞を、また、同年11月には本学学生や地域の方を対象とする公開セミナーで「宇宙と素粒子」というテーマでご講演をいただきました。1997年文化勲章、2003年には勲一等旭日大綬章を受章されています。
黒川清氏は、米国・UCLA（University of California at Los Angeles）医学部、東京大学医学部などでご活躍された後、1996年に本学医学部長に就任、医学部の発展に大きく寄与されました。また、1996年から2004年まで本学総合医学研究所所長として、医理工連携による先端的医科学研究のさらなる活性化に貢献されました。公的活動としては、日本内科学会、日本腎臓学会、国際腎臓学会の理事長や国際内科学会議の会長といったさまざまな要職を歴任、2003年から2006年にかけては日本学術会議会長を務めました。また、2006年から2008年には内閣官房にて内閣特別顧問に就任。1999年に紫綬褒章、2011年には旭日重光章を受章されています。
内田裕久氏は、1981年に本学に入職後、研究推進部長や工学部長、国際教育センター所長、副学長、学校法人東海大学理事・評議員などの要職を歴任されました。専門は水素貯蔵材料、太陽・水素エネルギー、希土類系機能性材料、エネルギー政策など。社会活動として、国際水素エネルギー協会フェロー・副会長などを務めるほか、現在もドイツ・バーデンビューテンベルク州日本代表や、インキュベーション、投資事業、産学官連携、ベンチャー支援、ベンチャー人材育成事業を推進する「かながわサイエンスパーク(KSP)」を運営する株式会社ケイエスピー社長、アジアサイエンスパーク協会名誉会長などを務めています。
■小柴昌俊氏 主な経歴
1951年 東京大学理学部物理学科卒業
1955年 ロチェスター大学大学院修了（Doctor philosophy）
1958年 東京大学助教授（原子核研究所）
1963年 東京大学助教授（理学部）
1967年 東京大学理学博士取得
1970年 東京大学教授（理学部）
1974年 東京大学理学部附属高エネルギー物理学実験施設長
1977年 東京大学理学部附属素粒子物理学国際協力施設長
1984年 東京大学理学部附属素粒子物理国際センター長
1987年 定年退官
1987年 東京大学名誉教授
1987年 東海大学理学部教授（1997年3月まで）
2003年 公益財団法人平成基礎科学財団理事長（2017年3月まで）
2005年 東京大学特別栄誉教授の終身称号
■黒川清氏 主な経歴
1962年 東京大学医学部卒業
1962年 東京大学医学部付属病院インターン
1963年 東京大学医学部第一内科／医学研究科大学院（医学博士）
1968年 東京大学医学部第一内科助手
1969年 ペンシルバニア大学医学部生化学助手
1971年 UCLA（University of California at Los Angeles）医学部内科上級研究員
1973年 UCLA医学部内科 助教授Assistant Professor of Medicine
1974年 University of Southern California医学部内科準教授
Associate Professor of Medicine
1977年 UCLA医学部内科準教授Associate Professor of Medicine
1979年 UCLA医学部内科教授Professor of Medicine
1983年 東京大学医学部第四内科助教授
1989年 東京大学医学部第一内科教授
1996年 東海大学教授、医学部長（2002年まで）、総合医学研究所長（2004年まで）
1997年 東京大学名誉教授
2003年 日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員（2006年まで）
2004年 東京大学先端科学技術研究センター教授（客員）
2004年 東海大学総合科学技術研究所教授（2006年まで）
2005年 特定非営利活動法人日本医療政策機構代表理事
2006年 学校法人東海大学理事（2010年まで）
2006年 内閣特別顧問（2008年まで）
2006年 政策研究大学院大学教授
2009年 政策研究大学院大学アカデミックフェロー
2010年 学校法人東海大学顧問
2014年 政策研究大学院大学客員教授
2017年 政策研究大学院大学名誉教授
■内田裕久氏 主な経歴
1973年 東海大学工学部応用物理学科卒業
1975年 東海大学工学研究科修了
1975年ドイツマックス・プランク金属材料研究所研究員(81年まで)
1977年 シュツットガルト大学大学院化学研究科博士課程修了
1981年 東海大学工学部講師
1984年 東海大学工学部助教授
1990年 東海大学工学部教授
1997年 東海大学研究推進部長（2003年まで）
2001年 東海大学未来科学技術共同研究センター所長（2006年まで）
2003年 東海大学工学部長（2009年まで）
2005年 東海大学第二工学部長（2006年まで）
2006年 東海大学情報デザイン工学部長（2008年まで）
2006年 学校法人東海大学理事（2012年まで）
2007年 東海大学副学長（教育研究担当）（2009年まで）
2009年 東海大学国際教育センター所長（2011年まで）
2009年 公益財団法人松前国際友好財団理事長（2017年まで）
2011年神奈川県知事参与（2013年まで）
2013年 株式会社ケイエスピー代表取締役社長（現在に至る）
■本件に関するお問い合わせ
東海大学 大学広報部企画広報課 担当：南條・喜友名・水谷
TEL.0463-50-2402（直通）
小柴昌俊氏は、1987年3月に東京大学を退官後、同年8月に本学理学部教授に就任し、1997年3 月に本学を退職するまで、研究の傍ら学生の教育にも大きく貢献されました。退職後の2002年には、自身が設計を指導・監督したカミオカンデにより史上初めて自然に発生したニュートリノの観測に成功したことが称えられ、ノーベル物理学賞を受賞。翌2003年3月の本学学位授与式では卒業生に向けて「自分のやりたいことを早く見つけて専念して」と祝辞を、また、同年11月には本学学生や地域の方を対象とする公開セミナーで「宇宙と素粒子」というテーマでご講演をいただきました。1997年文化勲章、2003年には勲一等旭日大綬章を受章されています。
黒川清氏は、米国・UCLA（University of California at Los Angeles）医学部、東京大学医学部などでご活躍された後、1996年に本学医学部長に就任、医学部の発展に大きく寄与されました。また、1996年から2004年まで本学総合医学研究所所長として、医理工連携による先端的医科学研究のさらなる活性化に貢献されました。公的活動としては、日本内科学会、日本腎臓学会、国際腎臓学会の理事長や国際内科学会議の会長といったさまざまな要職を歴任、2003年から2006年にかけては日本学術会議会長を務めました。また、2006年から2008年には内閣官房にて内閣特別顧問に就任。1999年に紫綬褒章、2011年には旭日重光章を受章されています。
内田裕久氏は、1981年に本学に入職後、研究推進部長や工学部長、国際教育センター所長、副学長、学校法人東海大学理事・評議員などの要職を歴任されました。専門は水素貯蔵材料、太陽・水素エネルギー、希土類系機能性材料、エネルギー政策など。社会活動として、国際水素エネルギー協会フェロー・副会長などを務めるほか、現在もドイツ・バーデンビューテンベルク州日本代表や、インキュベーション、投資事業、産学官連携、ベンチャー支援、ベンチャー人材育成事業を推進する「かながわサイエンスパーク(KSP)」を運営する株式会社ケイエスピー社長、アジアサイエンスパーク協会名誉会長などを務めています。
■小柴昌俊氏 主な経歴
1951年 東京大学理学部物理学科卒業
1955年 ロチェスター大学大学院修了（Doctor philosophy）
1958年 東京大学助教授（原子核研究所）
1963年 東京大学助教授（理学部）
1967年 東京大学理学博士取得
1970年 東京大学教授（理学部）
1974年 東京大学理学部附属高エネルギー物理学実験施設長
1977年 東京大学理学部附属素粒子物理学国際協力施設長
1984年 東京大学理学部附属素粒子物理国際センター長
1987年 定年退官
1987年 東京大学名誉教授
1987年 東海大学理学部教授（1997年3月まで）
2003年 公益財団法人平成基礎科学財団理事長（2017年3月まで）
2005年 東京大学特別栄誉教授の終身称号
■黒川清氏 主な経歴
1962年 東京大学医学部卒業
1962年 東京大学医学部付属病院インターン
1963年 東京大学医学部第一内科／医学研究科大学院（医学博士）
1968年 東京大学医学部第一内科助手
1969年 ペンシルバニア大学医学部生化学助手
1971年 UCLA（University of California at Los Angeles）医学部内科上級研究員
1973年 UCLA医学部内科 助教授Assistant Professor of Medicine
1974年 University of Southern California医学部内科準教授
Associate Professor of Medicine
1977年 UCLA医学部内科準教授Associate Professor of Medicine
1979年 UCLA医学部内科教授Professor of Medicine
1983年 東京大学医学部第四内科助教授
1989年 東京大学医学部第一内科教授
1996年 東海大学教授、医学部長（2002年まで）、総合医学研究所長（2004年まで）
1997年 東京大学名誉教授
2003年 日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員（2006年まで）
2004年 東京大学先端科学技術研究センター教授（客員）
2004年 東海大学総合科学技術研究所教授（2006年まで）
2005年 特定非営利活動法人日本医療政策機構代表理事
2006年 学校法人東海大学理事（2010年まで）
2006年 内閣特別顧問（2008年まで）
2006年 政策研究大学院大学教授
2009年 政策研究大学院大学アカデミックフェロー
2010年 学校法人東海大学顧問
2014年 政策研究大学院大学客員教授
2017年 政策研究大学院大学名誉教授
■内田裕久氏 主な経歴
1973年 東海大学工学部応用物理学科卒業
1975年 東海大学工学研究科修了
1975年ドイツマックス・プランク金属材料研究所研究員(81年まで)
1977年 シュツットガルト大学大学院化学研究科博士課程修了
1981年 東海大学工学部講師
1984年 東海大学工学部助教授
1990年 東海大学工学部教授
1997年 東海大学研究推進部長（2003年まで）
2001年 東海大学未来科学技術共同研究センター所長（2006年まで）
2003年 東海大学工学部長（2009年まで）
2005年 東海大学第二工学部長（2006年まで）
2006年 東海大学情報デザイン工学部長（2008年まで）
2006年 学校法人東海大学理事（2012年まで）
2007年 東海大学副学長（教育研究担当）（2009年まで）
2009年 東海大学国際教育センター所長（2011年まで）
2009年 公益財団法人松前国際友好財団理事長（2017年まで）
2011年神奈川県知事参与（2013年まで）
2013年 株式会社ケイエスピー代表取締役社長（現在に至る）
■本件に関するお問い合わせ
東海大学 大学広報部企画広報課 担当：南條・喜友名・水谷
TEL.0463-50-2402（直通）