「難病講座:難病治療の新しい動向」を開講~膠原病の最新治療や日常生活の注意点などについて解説~

2019年01月29日

東海大学医学部付属病院では、来る2月13日(水)15:00より、本学伊勢原キャンパス1号館2階第1会議室において、「難病講座 難病治療の新しい動向」を開講いたします。

 今回の難病講座のテーマ「膠原病」は、全身の関節や血管、皮膚、筋肉、内臓など複数の臓器に炎症が起こり、機能障害をもたらす一連の疾患の総称です。主な膠原病には、全身性エリテマトーデスや関節リウマチ、強皮症、皮膚筋炎・多発性筋炎、血管炎症候群などがあり、共通の症状として原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みなどが見られるのが特徴。近年、急速に研究が進んでいるものの、病態の完全な解明には至っておらず、完治が難しいことから難病に指定されている疾患も多数あります。

今回の難病講座では、東海大学医学部内科学系リウマチ内科学教授の佐藤慎二が講師を務め、「リウマチ・膠原病治療と感染」と題して、リウマチ・膠原病治療の最前線や注意すべき感染症の対策を紹介。また、国立病院機構横浜医療センター 膠原病・リウマチ内科部長の井畑淳氏をお招きし、「血管炎症候群の診断・治療・生活指導について」と題して、血管炎症候群の病態や最新治療法、日常生活の注意点などについて、わかりやすく解説していただきます。

難病の種類や症状の度合いによっては自然治癒していくケースも見られます。また、症状の緩和や進行を遅らせる薬の開発も進められており、早期発見と病気についての理解、適切な治療が病気とうまく付き合っていくうえで大切です。当病院では「難病治療研究センター」を設置し、難病の診療や治療研究、医療相談、講演などを行っており、「難病講座」もそうした活動の一環に位置付けられるものです。

本学では、今後もこうした講座をとおして、本学が有するさまざまな知見や研究成果の社会還元に努め、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。

■開催概要
日時 :2019年2月13日(水)15:00~17:00(開場14:30)
会場 :東海大学伊勢原キャンパス1号館2階 第1会議室
    (神奈川県伊勢原市下糟屋143)
内容 :◇講演1「リウマチ・膠原病治療と感染」
     講師/佐藤 慎二(東海大学医学部内科学系リウマチ内科学 教授)
    ◇講演2「血管炎症候群の診断・治療・生活指導について」
     講師/井畑 淳氏(国立病院機構 横浜医療センター 膠原病・リウマチ内科部長)
参加費 :無料
定員  :100名
申込方法:電話・FAX・郵便はがき・電子メールのいずれかでお申し込みください。
    (FAX・郵便はがき・電子メールでお申し込みの際は、氏名・電話番号を明記してください)
     〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143
     東海大学医学部付属病院 伊勢原総務課 難病講座係
     TEL.0463-93-1121(内線2014) FAX.0463-94-9058(24時間受付)
     E-Mail. i-soumu@tsc.u-tokai.ac.jp
     ※お預かりした個人情報は、本件以外の目的での使用はいたしません。
     また、本件終了後速やかに破棄いたします。
申込締切:2019月年2月12日(火)
     ※席に余裕がある場合は当日でも受付いたします。応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
主催  :東海大学医学部付属病院 難病治療研究センター
お問い合わせ:東海大学医学部付属病院 伊勢原総務課 難病講座係
       TEL.0463-93-1121(代表)

■本件に関するお問い合わせ・読者の方のお問い合わせ
東海大学医学部付属病院 伊勢原総務課 難病講座係
TEL.0463-93-1121(代表)内線2014 担当:中澤

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