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ロシア・極東連邦大学日本オフィス（東京）開所式ならびにアニシモフ総長への名誉博士（理学）学位授与式を開催
2018年10月31日
東海大学において、ロシア連邦・極東連邦大学日本オフィス（東京）の開設記念式典と、極東連邦大学のニキータ・ユーリエヴィチ・アニシモフ総長への名誉博士（理学）学位授与式を実施いたしました。
式典には、ロシアのユーリ・トルトネフ副首相、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使をはじめとするロシア・日本両政府関係者が列席のもと、アニシモフ総長、山田清志学長をはじめ両大学関係者、日ロの大学生らが出席しました。なお、極東連邦大学日本オフィスは、本学高輪キャンパスに開設され、今後両大学の教育・研究連携のより一層の強化のために活用されます。
＜ロシア・トルトネフ副首相 挨拶要旨＞
本日は、プーチン大統領が重視している極東地域の発展のためにも大変重要な日です。現代は競争に満ちた時代ですが、競争に勝つのは将来を考える者であると考えています。その将来を担う若者を育成している両大学が、これからも発展することを祈念します。
＜東海大学学長 山田清志 挨拶要旨＞
先月の東方経済フォーラムの会場で東海大学の極東オフィスを開設し、本日、極東連邦大学の日本オフィスを開設しました。極東連邦大学が日本国内初のオフィスを東海大学に開設してくれたことに感謝します。二つのオフィスが、両大の教育・研究の発展のみならず、日ロ両国の連携強化のために活用されることを願っています。
＜ロシア・極東連邦大学 アニシモフ総長 挨拶要旨＞
これからも大きな意志を持って両大学で連携していきたい。このオフィスから、両国の未来を担う多くの若者が育ってくれることを期待しています。
＜ロシア・ガルージン駐日ロシア大使 挨拶要旨＞
日ロの科学協力において東海大学は先駆けであり、極東連邦大学は歴史とイノベーションに満ちた大学です。両大学の協力がさらに素晴らしい成果を生み出し、日ロ関係促進に貢献してくれることを確信しています。
続く名誉博士学位授与式では、アニシモフ総長に、山田学長から学位記を、大学院総合理工学研究科の稲津敏行研究科長から記念メダルをそれぞれ授与しました。
＜学校法人東海大学 総長 松前達郎 挨拶（山田学長代読）要旨＞
アニシモフ総長の活動は、両大学の連携の枠をこえ、両国関係の強化、ひいては世界平和の実現に寄与するものです。
＜ロシア・極東連邦大学 アニシモフ総長 挨拶要旨＞
日ロの教育連携を深めるため、これからも努力を続けていきたい。本日列席している学生たちにも、新しいプログラムを提供していく決意です。
【極東連邦大学 ニキータ・ユーリエヴィチ・アニシモフ総長の功績】
アニシモフ氏は、博士課程在学中から代数学分野で無限次元代数に関する研究で優れた業績を収められ、特に、Involutive Identities of the Infinite-Dimensional Algebrasの研究は、高く評価されています。また、ロシア極東地域の経済発展およびアジア・環太平洋地域におけるリーディング大学を目指す極東連邦大学の総長として、同大学を会場に開催される「東方経済フォーラム」を毎年成功に導かれています。2017年には、キャンパス内に「ルースキーテクノパーク」を創設され、同大学の教育・研究資源を生かしたイノベーションの創出や起業家の育成に尽力されるなど、大学運営・執行者としての業績も顕著であります。
■略歴
1978年生まれ。1998年にロシア連邦モスクワ国立大学機械・数学部でスペシャリスト学位号（数学・応用数学）を、2001年には同大学博士号（物理・数学）を取得。その後、モスクワ国立大学の教員の職に就き、同大学にて主任、学部長、学術政策担当副学長代理、副学長を歴任。2013年にモスクワ国立機械工学大学に移り、筆頭副学長等を経て、2016年3月から8月まで臨時学長を務める。2016年8月より極東連邦大学の総長に就任し、現在に至る。
【東海大学と極東連邦大学の関係】
東海大学と極東連邦大学の前身である極東国立総合大学は、1989年に学術交流協定を締結して以降、学生の相互派遣や研究者の交流などを継続。2017年4月には、アニシモフ総長の深い理解により、日露両国の「Quality of Life」の向上を目指す新たな学術交流計画に合意したことで、両大学の関係性はさらに深まり、最も密接なパートナーとなっています。こうした背景から、このほど、教育・研究連携のより一層の強化に向け、両大学のキャンパス内にそれぞれ互いの連絡事務所を設置する運びとなりました。
また、アニシモフ総長は、2018年8月に実施した本学海洋調査研修船「望星丸」による「ウラジオストク航海」においては、準備段階から指導的役割を果たされ、日ロ間初となる洋上での学生交流が実現しました。
■本件に関するお問い合わせ
東海大学 グローバル推進本部 グローバル推進室
担当：中村・工藤 TEL.0463-50-2471（直通）
式典には、ロシアのユーリ・トルトネフ副首相、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使をはじめとするロシア・日本両政府関係者が列席のもと、アニシモフ総長、山田清志学長をはじめ両大学関係者、日ロの大学生らが出席しました。なお、極東連邦大学日本オフィスは、本学高輪キャンパスに開設され、今後両大学の教育・研究連携のより一層の強化のために活用されます。
＜ロシア・トルトネフ副首相 挨拶要旨＞
本日は、プーチン大統領が重視している極東地域の発展のためにも大変重要な日です。現代は競争に満ちた時代ですが、競争に勝つのは将来を考える者であると考えています。その将来を担う若者を育成している両大学が、これからも発展することを祈念します。
＜東海大学学長 山田清志 挨拶要旨＞
先月の東方経済フォーラムの会場で東海大学の極東オフィスを開設し、本日、極東連邦大学の日本オフィスを開設しました。極東連邦大学が日本国内初のオフィスを東海大学に開設してくれたことに感謝します。二つのオフィスが、両大の教育・研究の発展のみならず、日ロ両国の連携強化のために活用されることを願っています。
＜ロシア・極東連邦大学 アニシモフ総長 挨拶要旨＞
これからも大きな意志を持って両大学で連携していきたい。このオフィスから、両国の未来を担う多くの若者が育ってくれることを期待しています。
＜ロシア・ガルージン駐日ロシア大使 挨拶要旨＞
日ロの科学協力において東海大学は先駆けであり、極東連邦大学は歴史とイノベーションに満ちた大学です。両大学の協力がさらに素晴らしい成果を生み出し、日ロ関係促進に貢献してくれることを確信しています。
続く名誉博士学位授与式では、アニシモフ総長に、山田学長から学位記を、大学院総合理工学研究科の稲津敏行研究科長から記念メダルをそれぞれ授与しました。
＜学校法人東海大学 総長 松前達郎 挨拶（山田学長代読）要旨＞
アニシモフ総長の活動は、両大学の連携の枠をこえ、両国関係の強化、ひいては世界平和の実現に寄与するものです。
＜ロシア・極東連邦大学 アニシモフ総長 挨拶要旨＞
日ロの教育連携を深めるため、これからも努力を続けていきたい。本日列席している学生たちにも、新しいプログラムを提供していく決意です。
【極東連邦大学 ニキータ・ユーリエヴィチ・アニシモフ総長の功績】
アニシモフ氏は、博士課程在学中から代数学分野で無限次元代数に関する研究で優れた業績を収められ、特に、Involutive Identities of the Infinite-Dimensional Algebrasの研究は、高く評価されています。また、ロシア極東地域の経済発展およびアジア・環太平洋地域におけるリーディング大学を目指す極東連邦大学の総長として、同大学を会場に開催される「東方経済フォーラム」を毎年成功に導かれています。2017年には、キャンパス内に「ルースキーテクノパーク」を創設され、同大学の教育・研究資源を生かしたイノベーションの創出や起業家の育成に尽力されるなど、大学運営・執行者としての業績も顕著であります。
■略歴
1978年生まれ。1998年にロシア連邦モスクワ国立大学機械・数学部でスペシャリスト学位号（数学・応用数学）を、2001年には同大学博士号（物理・数学）を取得。その後、モスクワ国立大学の教員の職に就き、同大学にて主任、学部長、学術政策担当副学長代理、副学長を歴任。2013年にモスクワ国立機械工学大学に移り、筆頭副学長等を経て、2016年3月から8月まで臨時学長を務める。2016年8月より極東連邦大学の総長に就任し、現在に至る。
【東海大学と極東連邦大学の関係】
東海大学と極東連邦大学の前身である極東国立総合大学は、1989年に学術交流協定を締結して以降、学生の相互派遣や研究者の交流などを継続。2017年4月には、アニシモフ総長の深い理解により、日露両国の「Quality of Life」の向上を目指す新たな学術交流計画に合意したことで、両大学の関係性はさらに深まり、最も密接なパートナーとなっています。こうした背景から、このほど、教育・研究連携のより一層の強化に向け、両大学のキャンパス内にそれぞれ互いの連絡事務所を設置する運びとなりました。
また、アニシモフ総長は、2018年8月に実施した本学海洋調査研修船「望星丸」による「ウラジオストク航海」においては、準備段階から指導的役割を果たされ、日ロ間初となる洋上での学生交流が実現しました。
■本件に関するお問い合わせ
東海大学 グローバル推進本部 グローバル推進室
担当：中村・工藤 TEL.0463-50-2471（直通）
