東海大学サイエンスカフェ特別企画 科学的落語茶屋「サイエンス焦点」を開講~それぞれの噺の一節に焦点を当て、専門家がサイエンスの目で解説~

2018年08月20日

東海大学[熊本キャンパス]では、来る8月24日(金)19:00から、びぷれす熊日会館7階「東海ステーション」にて、東海大学サイエンスカフェ特別企画 科学的落語茶屋「サイエンス焦点」を開講いたします。

「東海大学サイエンスカフェ」は、本学農学部の教員が講師を務め、各講師がそれぞれの専門分野から身近なテーマを選んでわかりやすく解説する公開講座です。今回の特別企画は、落語と科学の融合。科学的落語茶屋「サイエンス焦点」と題して、名人から名作古典落語をご披露いただいたのち、噺の一節に焦点を当て、本学農学部の教員がサイエンスの視点から解説します。

当日は、まず開口一番として前座・橘家かな文さんによる落語「狸礼」。子どもたちからいじめられた子狸を助けた八五郎のもとに、子狸が礼にやってくるという噺に対して、本学農学部応用動物科学科教授の伊藤秀一が「動物の心を知る科学」をテーマに動物の心理を解説します。続いて、真打の古今亭志ん彌さん・菊生さんの兄弟落語会。「落語界の帝王」を目指して驀進中の菊生師匠は、いつも女房の尻に敷かれっぱなしの亭主が、近所の医者に「赤飯」のお礼を伝えに行く古典落語「熊の皮」を披露。これに対し、本学農学部応用植物科学科准教授の松田靖が「赤飯の科学」と題して化学的な視点から赤飯の謎を解いていきます。そしてとりは、名人・志ん彌師匠による名作古典落語「らくだ」。人はいいものの、酒を飲んでいるうちに豹変してしまう屑屋が登場するこの演目。噺の後は、本学農学部バイオサイエンス学科講師の多賀直彦が「酔っ払いの科学」と題し、酒に酔うメカニズムに迫ります。

■開講概要
日時:2018年8月24日(金)19:00~21:00(受付18:30~)
会場:びぷれす熊日会館7階「東海ステーション」(熊本市中央区上通町2番)
演目:◆「狸の礼」橘家 かな文氏
    ⇒サイエンス焦点「動物の心を知る科学」本学農学部応用動物科学科 伊藤秀一教授
   ◆「熊の皮」古今亭 菊生氏
    ⇒サイエンス焦点「赤飯の科学」本学農学部応用植物科学科 松田靖准教授
   ◆「らくだ」古今亭 志ん彌氏
    ⇒サイエンス焦点「酔っ払いの科学」本学農学部バイオサイエンス学科 多賀直彦講師
主催:東海大学 熊本キャンパス
※受講の応募受付は終了しております。

■本件に関するお問い合わせ
東海大学 熊本教学課 入試広報担当
TEL.096-386-2608(直通)

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