東海大学では、生涯学習講座の一環で農学部基礎講座を開講しております。来る、6月24日（日）には、「びぷれす熊日会館」（所在地：熊本市中央区上通町2番）にて、熊本の名産「あか牛」の特徴や調理法について学ぶ講座「あか牛コース」を開講いたします。

本講座では、本学農学部応用動物科学科教授の岡本智伸（専門：草地生態学、農学部長）が講師を務め、阿蘇の草原を有効利用した純阿蘇産「あか牛」について、草原とあか牛の関係やあか牛の肉質、あか牛生産などについて、本学が20年以上にわたり取り組んでいる実績をもとに解説します。

また、講座後半の実習では、農林水産省の料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞を、当時史上最年少で受賞（2011年）、使用する食材の約9割が熊本産という「リストランテ・ミヤモト」のオーナーシェフ・宮本健真氏が、本学産「あか牛」を使って、うま味を余すところなく引き出すプロの調理法を紹介。参加者の皆さまにもその調理法で実際にあか牛料理を調理していただき、全員で試食します。

2012年度から新たに設けられた農学部基礎講座では、農学部の教員と実習センター職員が中心となって講義を担当してきました。今年度は、「コチョウラン栽培」「ジャム」「あか牛」「ハーブ・花」の全4コースを開講いたします。

東海大学の生涯学習講座は、2000年4月に設置した「エクステンションセンター」を中心に、本学の教育および研究成果を社会へ還元する活動の一環として開講されてきました。分野は、語学・文学・歴史・芸術・教養・健康など多岐にわたります。さらに2017年4月からは、「エクステンションセンター」から「地域連携センター」へと組織を変更し、地域の皆さまの生涯学習の場として、講座のより一層の充実を図ってまいります。

■「あか牛コース」実施概要
日時　：6月24日（日）13：00～17：00　　　
会場　：びぷれす熊日会館 7階（熊本県熊本市中央区上通町2番）
参加者：中学生以上の方20名（予定）
講師　：リストランテ・ミヤモト　オーナーシェフ　宮本健真氏
　　　　本学農学部　応用動物科学科　教授　岡本智伸
内容　：阿蘇の草原を有効利用できる純阿蘇産あか牛生産の取り組みを中心に、草原とあか牛、良質な牛肉について考えます。
　　　　その後、農林水産省「料理マスターズ」ブロンズ賞受賞者で、阿蘇地域の世界農業遺産認定の立役者でもあるリストランテ・ミヤモトの
　　　　オーナーシェフ・宮本健真氏を招き、阿蘇の草原の草をたっぷり食べた本学産あか牛のうま味について解説していただき、その料理法について
　　　　学んだ後、試食します。
　　　　
■この件に関するお問い合わせ
東海大学 九州事務部 九州事務課　担当：尾前
TEL.096-382-1141／FAX.096-381-7956