東海大学工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻 ノースダコタ大学との留学に関する契約更新の調印について

2018年05月15日

東海大学では、5月15日(火)、米国・ノースダコタ大学との間で締結している、本学工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の学生の留学に関する協定を更新いたしました。

 今回の更新は、2018年度から2021年度にノースダコタ大学航空宇宙科学部に留学し飛行訓練を受ける本学航空操縦学専攻の学生を対象とするものです。協定更新にあたり、ノースダコタ大学航空宇宙財団 社長のChuck Pineo(チャック・ピネオ)氏を本学湘南キャンパスにお迎えし、本学工学部長の大山龍一郎との間で協定書に署名。2005年に初めて両大学間で協定を締結して以降、2010年、2014年に続き、今回が3回目の更新となります。

 本学は2006年4月、将来のパイロット不足を見据え、全日本空輸株式会社の全面的な協力のもと、工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻を設置。国内の大学で、産学連携教育によって民間航空機操縦士を養成するコース設置の先駆けとなりました。

 本専攻の学生は1年次に国内で「事業用操縦士」および「計器飛行証明」の学科試験合格を目的とするライセンス取得科目と航空英語を含む留学のための英語を集中的に学びます。2年次からはノースダコタ大学に留学して15カ月間、実機によるフライト訓練を受け、この留学期間中にアメリカ合衆国の操縦士免許と日本国内の操縦士免許(いずれも事業用操縦士免許および計器飛行証明)の両方を取得。帰国後は卒業研究へと進みます。本専攻の卒業生はこれまで、全日本空輸への63名をはじめ、計282名(2018年3月現在)がパイロットとしてさまざまな航空会社への就職を果たし、すでに機長として乗務する卒業生も男女併せて、次々と出ています。

本学では今後も、こうした次代の課題に挑戦する試みを積極的に展開し、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性を持った人材の育成に邁進してまいります。

■本件に関するお問い合わせ
東海大学 大学広報部企画広報課 担当:後藤・南條
TEL:0463-50-2402
FAX:0463-50-2215

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