東海大学［熊本キャンパス］では、生涯学習講座の一環として、本学教職員が講師を務める農学部基礎講座を開講しております。来る、5月12日（土）には、2018年度第1弾となる講座「コチョウラン栽培コース」を開講いたします。

高温多湿な東南アジアを原産とするコチョウランは、生命力が強く、その寿命はおよそ50年とも言われ、さらにラン科の中でも花が咲いている期間が2～3カ月と非常に長く、長期間花を楽しむことができる植物の一つです。しかし、寒さや乾燥には弱いことから、四季のある日本では、温度管理や水やり、日の当て方など、気を付けなければならない栽培ポイントがいくつかあります。

本コースでは、本学農学部応用植物科学科准教授の松田靖が講師を務め、コチョウランの特徴や日本の四季に合わせた栽培・管理方法などを解説します。当日は、座学と合せてコチョウランをポットから鉢へ植え替える実習を行い、実際にコチョウランに触れることで、難しいと言われている水やりのタイミングなど“自らの感覚で”習得していただけます。

■「コチョウラン栽培コース」開催概要
日　時：5月12日（土）9：30～12：00　※報道受付は、9：00より九州事務課まで
会　場：本学熊本キャンパス シエスタ2F（所在地：熊本県熊本市東区渡鹿9-1-1）
参加者：中学生以上の方15名 （予定）
講　師：本学農学部応用植物科学科　准教授　松田 靖
内　容：ランの特徴と、コチョウランの育て方のコツを解説します。コチョウランの植え替えを体験後、鉢をお持ち帰りいただくので、
　　　　学んだコツをご自宅で実践できます。

■東海大学生涯学習講座「農学部基礎講座」
農学部基礎講座は、東海大学農学部の知識を地域の皆さまに還元するとともに生涯学習の場として提供することを目的に、2012年度に開設しました。講師は、農学部の教員と農学教育実習センター職員が中心となって、園芸や食品加工法など、座学と実習を交えて解説します。18年度は、「コチョウラン栽培」「ジャム」「あか牛」「ハーブ・花」の全4コースを開講する予定です。

■この件に関するお問い合わせ
東海大学 九州事務部 九州事務課　担当：尾前
TEL:096-386-2655
FAX:096-356-2647